ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

中西学VSバス・ルッテン

2020年04月28日 | プロレス
1、4東京ドームのメインイベントがボブサップの調教師
元UFCヘビー級チャンピオン、青い目のケンシロウ、ジョシュバーネットなんて
取り組みがありました。もう高橋本が出た後でしたかな?
試合は正直、勘弁してくれと思いました。永田の勝ちなのでしが
一瞬の浴びせ蹴りでギリギリフォール、バーネットはすぐ立ち上がる、
そんな内容を記憶しております。バーネットはプロレス好きでしたよね。
マサ斎藤ルートかしら?でも猪木の子殺し時代ですよね。
総合格闘技旋風の中、毎回猪木の成田会見とかあり
新日本LA道場なんてモノが出来て。何故かドンフライがコーチして
新日本レスラー皆で渡米合宿とか。
因みに初期UFCチャンピオンドンフライは最初ラフファイトやって
初戦が藤田だったので、ドンフライも程度が分かったなんて
評論家に酷評されていたのが、逆にドンドン、プロレスラーとしての評価を
上げる事になりましたな。橋本vs小川のセメントマッチの後の
1、4東京ドーム大会メインイベントが武藤vsフライの試合は武藤の巧さも有ったと思いますが
その武藤の試合に上手く乗り、最後腕ひしぎで負けましたが当時フライの評価上がり
実際面白かった。

と、この頃は新日本不遇の時代ですね。
本命の藤田が怪我をしたという事で心配な安田をメインに起用、
猪木ボンバイエでまさか安田がジェロムレバンナをギロチンチョークで破る
大勝利、安田シンデレラストーリーが有りましたね。
借金王がKー1軍大将バンナを倒すという。
安田はセコンドの成瀬に指示されたギロチンチョークって何?で勝利したという。
まあ、あそこで担ぎ出され、シンデレラ中年になっても、TBSの持ち上げ方に
安田は後々エライ目に合いTBSとも猪木とも絶縁した、なんて安田チャンネルで
本人が語ってましたな。安田に愛想尽かした娘さんを担ぎ出し
娘の前で勝利するもその時だけの関係だったそうな。
まあ、安田の素行にも問題有ったでしょうが。

と、ルッテンに辿り着く迄、超大周りしてしまいました。
猪木の「子殺し」に新日本が振り回されていた頃ですね。
合議制とはいえ現場担当任された蝶野は大変だったでしょう。
元キングオブパンクラシスト、UFCヘビー級チャンピオン
パンクラスで人気選手になり、UFCも取り、そのルッテンが新日本のリングに上がる。
永田と闘いたい、というストーリーでしたね。
本当に戦いたかったのか?それとも台本通りなのか?分からないですが。

その初戦が中西戦だったのかな?
この試合、忘れておりましたが、凄く印象深い試合でした。

中西学VSバス・ルッテン 安田忠夫VSドン・フライ


ボブサップといい、ゲーリーグッドリッチといい
大体、MMA選手の初戦に中西が起用され、盛り上げるも
最後結局破れる役回り‥‥。
バルセロナ五輪に新日本プロレス所属で出場という鳴り物入りで入団するも
人生上手くは行かない。この頃の中西のポジションは
MMA系選手の「ポリスマン」正直、中西行けるだろう!という期待ありましたが
やはりポリスマンかぁ、と肩を落とした記憶が有ります。
が、今改めて観てもサップにしてもルッテンにしてもプロレスで勝る中西が
サップもグッドリッチも、このルッテンも活かした思います。
ルッテンの打撃、中西のプロレス技、アルゼンチンバックブリーカーで持ち上げるも
ルッテンは絡み付いて離れない、中西はフライングボディーシザース迄出す。
ドームは湧いていますもんね。レスリングの実績とデカい身体
見事に光ました。パンクラス時代は別にして
ルッテンの新日本での試合は中西戦が一番面白く興奮しました。

中西敗戦の後、元リングスの成瀬が対戦表明をし、破れ
今度は若手のホープ棚橋を破り、大将永田戦へ。
解説の木村健吾が言っていたのかな?後ろ回し蹴りといい
打撃技の的確な正確さ、ピンポイントでダメージ受ける一発を放り込むのが印象的でした。
体型も有りますが、リングでの動きが一番キレありスマートな試合イメージだったのが
ルッテンだっら感じがします。

で、大将の永田戦。この頃は既にミルコに秒殺された後ですよね?
一応ルッテンの望む永田という試合だったのでしょう。
ルッテンはドンフライやマークコールマンの様にプロレスラーになりたかったのかな?
ただ永田戦では何とも微妙な試合でイマイチスッキリしないまま
ナガタロックで敗退しました。何だろう?期待度が強かったのかな?
その後ルッテンの姿は新日本では見なかったですね。
もしかしたら猪木にお役御免で切られたりして。
この辺り、予定調和を嫌うと先日記事にした猪木の好みを無理な総合格闘技の選手に持たせ
プロレスファンのフラストレーションを生み、漸く坂口で長い借金返したのに
再びどんどん赤字が続き、自社株をユークスに売却、猪木もオーナー退陣。
何だか私はPRIDEにもネームバリューで大きい顔をし、
結果デタラメ的交渉で日本テレビでの猪木ボンバイエで永田が振り回され
ヒョードルに瞬殺され‥イベントの中心人物の川村氏は
身の危険を感じ海外に高飛び。猪木も利用されたのでしょうが、乗るのも猪木、
正直言って、この頃、私は猪木にイライラしTVでも顔を見たくない気分に陥りました。
上記の様にネタバレする前から。

と、肝心の中西vsルートから猪木新日本プロレス、総合格闘技路線とのチャンポン批判
そうなってしまいましたが、そのポリスマンの役目を毎回受けた中西
実際試合では相手に対応し、結果見事に相手を光らせ売り出しに貢献する
そういう実績は大きな評価に値するのではないかな?と思ったのでした。

共に敗れましたが、永田はマークコールマンをプロレスとして盛り上げ
良い試合をし、プロレス式の蹴りでコールマンが足を痛め
PRIDEでメインイベント、vsドンフライをキャンセルした経緯が有りました。
代役で出た悪童、ギルバートアイブルの反則に立ち向かうフライが
外国人エースになるかも?と評価され。
一方中西は、完全勝ちコースに有ったグッドリッチを追い込み
今がタイミングだぞ!と思えば合図したであろうドタバタタックルで突っ込んだ時
グッドリッチの剛腕パンチ(アッパー?)がクリーンヒットしてしまい
失神、大の字KO負けの光景は目を覆いたくなる位、情けなく思ってしまったのでした。
「悔しくて夜も寝れんかった!」とガチでインタビューで話してましたな、
中西には設けられたリマッチ、次は確かフロントネックロックでタップ勝ち完勝でしたが
最初の悲惨な負け方高田vs武藤、MMAでのカシンvsハイアングレーシー
お互いリマッチでは完勝するのですが、最初の負けのイメージはこういう
シュート系ファイトでは大きいですね。
柔道着を着て異種格闘技戦戦で小川デビューの橋本vs小川は例外だったのかもです。
お互いが上手く光り、そして橋本が小川を光らせブレイクした。

このルッテンvs中西も、もうチト上手く行けば
契約等問題無いと仮定し、上手く使えたのでは無いかな?
そう想像します。実際、これだけ盛り上げましたし。
ルッテンの三角絞めで勝利は正直意外で嬉しかった記憶もあります。
勿論、プロレスとしてです。

と、客席最前列に居るのは元国際プロレスはぐれ狼軍
アニマル浜口と寺西勇ですよね???
浜口はしょっちゅうTVに映ってたけど、寺西の姿は久しぶりです。
新日本プロレス30周年興行だった様ですね。
倍賞美津子も登場したとで。

と、中西vsルッテンの試合が消えていたので
金本とのIWGPジュニアヘビー級タイトルマッチの映像を貼ります。

Bas Rutten vs. Koji Kanemoto 10/26/02

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一応メイプル材と表記される木材 | トップ | スイープ奏法 PAIN KILLERにて。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルッテン。 (アクセルルーズ)
2020-05-01 16:31:57
たろーさん、こんにちは。ルッテンは金本戦での蹴りは力がはいってない、ハーフキックですよね。やっぱり、プロレスではルッテンはいかせないというか、パンクラスやUFCじゃないとダメですね。ルッテン対船木、ルッテン対フランクシャムロックは凄かったです!
返信する
アクセルルーズさん (太郎)
2020-05-01 20:17:08
こんばんは。
プロレスとシュートの違いで仕方ないですよね。本来は蹴って良い所を蹴ってはいけない訳ですし
ドンフライもプロレスでロングフックは首元に入れてましたしね。
UWF時代を振り返ったジェラルドゴルドーがプロレスが一番頭使って難しかったと語ってましたし。
猪木はゴルドー戦の蹴りで泣きが入ったとか。
私は動画消えた中西戦は凄く面白かったです。見応えあって。
こういう役回りでも中西は相手を生かすなと。
話はズレますが、ヒクソンに中西、藤田で対戦オファーしたら
藤田との対戦は危険だ!と返事が有ったそうです。中西は検討出来るけどと。
返信する

コメントを投稿

プロレス」カテゴリの最新記事