週一寺社めぐり

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巨勢の道(御所市)へゆく  2014.03.22

2014-03-23 13:56:31 | インポート

安楽寺 (再訪) 御所市大字稲宿イナイド1080  PKあり
太子四十六院の随一で、八大伽藍のひとつとして栄えた(高野山真言宗) 元禄9年(1696)の「葛城寺縁起」によると 
「稲屋村阿弥陀山葛城寺(亦名、妙 安寺)貞心院は聖徳太子の創建で後に葛木臣に賜うた」とある

   

安楽寺塔婆 重文 安楽寺近く 建築様式から寺は鎌倉時代頃に建てられたと推定される、はっきりとした建立の年代はわからない
 建築当時は三重塔であったが、延宝年間(1673~81)に上部二層を失って初層だけが残った

塔婆 

御霊神社 御所市稲宿字宮谷(古安寺)PKあり 本殿は極彩色を施した春日造り 祭神;国常立命、天常立命 境内社;妙見宮、
権現宮、水天宮 本殿内には藤原時代の作と思われる御神像が祀られているそう

   


巨勢寺塔跡  御所市古瀬361 駐車場;路駐 聖徳太子の創建で、「日本書紀」に巨勢寺の名が見られ、当時の寺院としては、かなり大規模で塔の礎石もあり、その後、平安時代に奈良興福寺の末寺で、1308年(延慶元年)所有財産を春日大社に寄進し、その頃から荒廃の一途をたどった
  
大日堂内部石仏心礎

阿吽寺 御所市古瀬327  無住 P 20台 
椿の名所としても有名 境内に、万葉集に歌われた歌碑が建っている 「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を」この歌は、701年秋9月、女帝の持統天皇が紀伊国へ御幸の際「巨勢寺」に立ち寄られた時、坂門人足(さかとノひとたり)が詠った歌

      鎮守社春永大明神

 


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