徳川時代には、この広場一帯は老中職などの幕府重臣の屋敷
が立地していました。
ほぼ現在の形に整備されたのは明治39年、日露戦争の凱旋
記念を契機にしてのことです。
皇居前広場は、昭和22年に国民公園となり、一般市民に開放
されました。
桜田二重櫓
皇居に残る唯一の隅櫓で、濠に映える姿が美しい。
坂下門
現在は宮内庁の通用門で、この門内に宮内庁があります。
1862年(文久2年)1月、老中安藤対馬守がこの門外で
水戸浪士の襲撃を受けました。 「坂下門外の変」
桔梗門
皇居参拝者や勤労奉仕の人達が出入りする門です。
皇居前広場から見た風景
皇居の歴史的な建造物に対し、対極に位置する近代的な
丸の内ビル群。