Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

水俣病 こんなに酷いとは知らなかった 1「水俣病の発生」

2020年01月08日 | 公害

水俣病の発生

昭和20年代後半から水俣を中心に異変が発生
 熊本県八代海の水俣湾一帯は、魚類の産卵場として、また天然の漁礁にも恵まれた美しく豊かな海でした。しかしその水俣湾一帯で昭和20年代後半(1950~)から、貝類が死んだり、魚が浮き上がったり、海草が育たなくなるなどの現象が現われはじめ、沿岸周辺では、猫が狂い死にするなどの異変が頻繁に見られるようになりました。

•昭和31年水俣病発生の公式確認
• 昭和31年(1956)4月21日、熊本県水俣市の月浦地区の幼児が、口がきけない、歩くことができない、食事もできないなどの重い症状を訴えて、新日本窒素肥料株式会社水俣工場附属病院(以下「チッソ附属病院」という。現在の社名は「チッソ株式会社」で、以下本書では「チッソ」という。)に受診し入院しました。(胎児性水俣病) その後、同じような症状を訴える患者3人が入院することになって、同年5月1日、チッソ附属病院の細川一院長は「原因不明の脳症状を呈する患者4人が入院した」と水俣保健所(伊藤蓮雄所長)に報告しました。
• この日が「水俣病の公式確認日」となっています。




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