送別会準備

2017-02-26 23:03:51 | 本のこと

来週の送別会で卒業生へ渡すためのプレゼントを購入するため有楽町へ行きました。

アフリカからの留学生への贈り物のためできれば日本の伝統的なものを渡したいと考えていましたが,予算内で納めるのは中々難しく,あれこれ考えた結果”箸”と”箸置き”に落ち着くことに。

もっと一か八か攻めたプレゼントにすればよかったのか。。。

まあ,でも無難に喜んでくれるでしょう。

明日は,午前中に柏のキャンパスへ行き千葉実験場からの移転作業,午後は神田にて大御所ばかりの研究会に参加させていただきます。

思う存分吸収してきます!


山口出張

2017-02-19 23:33:09 | 研究のこと

山口県周南市内で勉強会があり、知識も経験も浅い私ですが出席させていただきました。

お誘いいただいたT先生には何とお礼を申し上げればよいか・・・。

本当にありがたい限りです。

 

勉強会に参加させていただくにあたり、専門的な知識を吸収することに加え、なぜここに呼んでいただけたのかその意図を自分なりに考えて臨むことにしました。

まだまだT先生の意図を理解し切れていないとは思いますが、少しでもこの研究会の雰囲気を知っている若手を増やし育てるためだと私は受け取りました。

また、K先生に若い時は生意気ぐらいがちょうどいいと言われたので生意気なことを書きますが、研究会の方々と自分と波長が合い、今後の研究会を引張っていく素質が自分には多少なりともあるから呼んでいただけたのではないかなと思いました。

全く見当違いでしたら申し訳ございません。

でも、このぐらいの心意気があるような若手でなくては、私が先生の立場だったら将来を託したくもないです。

もし、今は期待されていなくても、自分で自分のことを勝手に期待し、勝手に将来に向け努力したいと思います。

 

司馬遼太郎さんの「洪庵のたいまつ」に書かれているように、自分も恩師の方々の情熱を受け取り、自分でその情熱という名の火をより大きく燃え上がらせ、将来たくさんの方々の心のたいまつに火を灯せるような人になりたい。そして、コンクリート業界ひいては日本の社会全体がより明るくなるよう尽力したいです。

懇親会では、いつかはお話させていただきたいと思っていたI先生とDrの研究内容について議論させていただき、同世代で切磋琢磨できそうな人(Nさん)を見つけられ私にとっては非常に得るものが多い時間となりました。

このような素敵な場にまた参加させていただけるよう、日々の研究を頑張ります。

 


適塾

2017-02-19 01:02:49 | 旅行のこと

奥さんの支えが非常に大切。


扶氏医戒之略。(医者としての心構え)

名誉や利益を求めない姿勢、夜に一日の出来事や得た専門知識をまとめる重要性など秀逸な内容が書かれていると感じる。


今日1日の中で得た専門的な知識を実験ノートやワードなどにまとめるだけでもその後の伸び率が変わると思う。

明日から実践しよう。

塾生部屋(大)。

 

塾生部屋から見える風景。


学生が奪い合うようにして読み、筆写したゾーフ辞書。

 

落ち着いた雰囲気、広い空間。

塾生の部屋は天井が高く、梁も見えて、心地が良い。匂いも落ち着く香り。木製と土壁。光もちょうど良い。

匂いは司馬遼太郎記念館の菜の花でも感じた。

この雰囲気が大切。

人が生産的な活動を行う際に需要な要素のひとつとして、松下村塾、司馬遼太郎記念館のときも同様に感じた精神的に落ち着ける空間が挙げられるのかもしれない。

その一方、雰囲気だけではなく、塾生同士の切磋琢磨し合う関係性がもっと大切だと感じる

特に少し年上のお兄さんが先生となり教えてくれる環境が1番良いと考えられる。

これを研究室で作り出したい。

これまで自分が成長してこれたのも、今までお世話になった先生方が学生同士切磋琢磨し合える環境を整備して下さっていたことが関係していると思う。

また、少し実力主義的な点があって良いのかもしれない。 

いずれにしても、研究室を持つ前には適塾と松下村塾のどちらも見ておく価値がある。

共通することは切磋琢磨し合う関係性。

自分みたいな天才ではない人は、一人で努力するより互いに刺激し合って伸びていく方が合っていると思う。


司馬遼太郎記念館

2017-02-19 00:02:19 | 旅行のこと

木曜に大阪、金、土曜と山口県周南市に出張してきました。

大阪には以前から訪問したい所が2か所あり、山口へ出張するならばそこもついでに見学しようと考え、弾丸でしたが行くことに決めました。

一か所目は「司馬遼太郎記念館」です。

「世に住む日日」や「竜馬がゆく」を読んで司馬さんのファンになった私にとって、一度は訪れたい場所でした。

最寄りの八戸ノ里駅を降りると、記念館までの道には多くの菜の花が植えられていました。

はじめは「司馬さんは菜の花が好きだったから、植えられてるんだな~」程度にしか思っていなかったのですが、実は2月12日が司馬さんの命日であり、毎年その日に「菜の花忌シンポジウム」が記念館で開催されているそうです。
その開催に向けた取り組みのひとつでした。

司馬さんが実際に使用されていた書斎。

 

 

入り口までの道。

入り口までの道には菜の花以外にも、司馬さんの愛した多くの草木が植えられていました。

写真のみですと伝わりにくいのですが、その香りや音、木漏れ日などが作り出す雰囲気が非常に大切だと感じました。 

司馬さんもこの雰囲気で精神をリラックスさせながら執筆されていたんだな。 

 

印象に残ったのは、記念館の中の喫茶店のおばさん(2001年の開園時からずっと勤められている)から教わった「記念館は司馬さんの脳の中を再現している」ことです。

そして、館内の雰囲気を感じることがとにかく大切なんだと。

設計が安藤忠雄さんであり、「夕日の光の取り入れ方も素晴らしいので是非閉館までその雰囲気を味わって下さい」とも教えていただきました。

館内は撮影NGだったため、詳しくはほかの資料を参考にしていただきたいのですが、数多くの本が綺麗に並べられた本棚は壮観です。

コンクリートも司馬さんも好きな私にとっては溢れんばかりの魅力を持った場所でした。

またおばちゃんとお話ししながら、ゆったりと記念館内で過ごしたいな~

 

記念館で購入したのが「二十一世紀に生きる君たちへ」と阪神淡路大震災のときに司馬さんが書かれた記事を含むエッセイ集。

「二十一世紀に生きる君たちへ」は元々、小学校5,6年生を対象とした教科書向けに執筆されたものですが、大人が読んでも十分に感銘を受ける内容だと思います。

今回は適塾へも訪問する予定だったこともあり、その本の中の「洪庵のたいまつ」に感銘を受ける。

ということで、次の記事は「適塾」!

 


音声録音

2017-02-15 22:12:17 | 研究のこと

K先生とのMTを録音しておくと,論文を書く際などに非常に参考になると研究室の仲間から助言をもらい,最近はiphoneで録音しています。

MTに臨むにあたり前回のMTの録音を聞き直したところ,先生との議論の内容は十分参考になり,メモし忘れていた点も補うことができましたが,それ以上に自分自身の声があまりにも弱々しいことに気が付きました。

これはどうにかせねばと,今日の打ち合わせでは腹から声を出して予備実験の条件を説明したところ,MTが予想以上にスムーズに進む。

人の心を動かすために必要な要素のひとつとして,声の大きさ・質などがあるのでしょう。

しかし,MTの終盤に「考える際につい腕を組んでしまう癖」を先生から指摘され少し萎える。

でもでも,ついに実験を開始できそうなので,ここからフルスロットルで頑張っていきます!