A memorable day

2019-09-27 22:42:24 | 研究のこと

午前中,誰もいない研究室でゴソゴソと荷物の整理をしているとGさんがやって来た.どうかしたの?と聞くと,わざわざプレゼント(名刺入れ)を買ってきてくれたとのこと.

 



丁度欲しいなと思っていた名刺入れ.それだけでも十分ありがたかったのだが,箱には彼の母国語,出身地の言葉でお祝いのメッセージが書かれていた.その手書きの言葉がGさんの温かい心遣いが最も伝わるプレゼントとなった.本当にありがたかい.なお,今後大切に使いますと言いたいところだったが,早速,置き場所に困り引き出しの中にしまっていた名刺を入れる.

 

夕方にはP君が彼の母国料理の一つである,カエルの股焼き(下半身部分)を作ってきてくれた.見た目はグロテスク.しかし,カンボジアやベトナムなどの東南アジアでは高級食材らしい.レンジで数分間チンするとタッパーからは香ばしい匂いが漂う.T君,Cさんと一緒に食してみると,ジューシーな焼き鳥のような味わいで美味しく頂く.この美味しさを共有したかったので,5階の学生部屋へも持って行ったが,誰も怖がって食べず.いつも昼食を食べるテーブルの上に置いておいたので,興味のある方はご賞味あれ!

 


また,時間は遡るが,日中にGさん,Aさん,Sさんから「土曜もしくは日曜日に飲みに行かないか?」との誘いを受ける.日曜日は既に予定が入っているし,土曜日もMTの準備に費やしたい.そこで,「今日はどうか?」と尋ねると,「よっしゃ今日飲もうや!」と威勢のいい返事が返ってきた.その後は,研究の作業中には見られもしない早さで段取りを進めてくれた.また,自分のためだけにも会を開いてもらうには申し訳なく,公式ではないもののWelcome partyも一緒に開催したいと考え,昨日東京へ来たばかりのNewcomerの留学生にも声をかける.幸いにも,新たに配属される留学生2名を含む大勢の研究室のメンバー(S君以外,全員留学生)が集まってくれた.柚子シャーベットを男同士で食べさせ合ったり,新しく配属された留学生2人の自己紹介を聞いたりして,ワイワイと盛り上がる.


 

あまり研究面ではお役に立てなかったけど,こんなにも優秀で親切なメンバーに恵まれたことに本当に感謝です.

 

今後,研究能力も向上させ,卒業後も色々な面で彼らをサポートできたらと思う.「将来一緒に研究を出来たらいいね」とWさんと交わした言葉が多くのメンバーと実現できることを夢見て,日々精進したい.また,他人からは笑われるかもしれないが,このメンバーであれば本当に信頼できる.だから,自分がより専門的な知識や技量を身に着け,互いに母国で社会的な信頼を得た後に協力できれば,国境に関わらず世の中を少しでも良くできるのではないかということも大真面目に考えたりした.

 

正直なことを言うと,昨日も映画を見て,その前も皆で吉祥寺でボウリングをし,こんなに遊んでいていいものか?と疑問視する自分がいた.しかし,こんなに祝っていただく経験はこれまでにはなかった.そこで,体力に余裕があるのであれば,このメンバーに恵まれたことに対する感謝の気持ちを,懇親会に参加するという姿勢で少しでも表したいなと思い参加した.

 

こう振り返ってみると,色々な意味でジムで体力を付けておいてよかったなとしみじみ思う.

 

明日の朝もジムに行けるかな・・・?そんな他人にとってはどうでもよいことを,酔いも冷めつつある今思いながら,布団に入る支度をするのであった.

 

なお,手違いで5階の部屋の扉が施錠され,Iさんが部屋へ戻れなくなるという事態が発生.Aさん,Tさん,Gさんのおかげもあり無事に解決するも,申し訳ないことをしてしまったなと.何か画期的なアイディアはないものか・・・?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。