お盆休み突入の直前に穂高へ行ってきました。目指すルートは北穂の東稜。
去年の夏は雨続きで散々なシーズンでしたが、今年は一転晴天続き。この日も雲が多いもののその分涼しく快適に涸沢入り出来ました。
翌日12日も予報では雲が多いものの1日天気は持つ感じ。きれいな朝焼けこそ望めませんでしたが、高曇りの中、北穂南稜との分岐までハイクアップ。
北穂沢のガレ場でハーネス、ヘルメットを装着。いざ東稜へ向け歩きずらいガレ場をトラバース。
東稜に上がってかっらはほぼ稜線上をトラバース。なんちゃってルートではありませんよ!
核心部の岩場も難なく通過!今年は展望もよくとてもいい調子!!
さらに続くナイフリッジも慎重に通過。15mの懸垂下降はクライムダウンも交えて突破。
あとはひたすら北穂の小屋へ向けてガレ場を登ります。
北穂の小屋からは今たどってきた東稜がはるか下に!そして槍や遠く白馬などの後立山連邦までのパノラマが広がっていました。
北穂山頂で記念撮影後、今度は稜線をたどり白出のコルに向けて縦走。
飛騨側からの冷たい風に叩かれながらも順調に岩稜を通過。
涸沢槍、D沢のコルと慎重に通過。振り返ると後ろには北穂が遠くに。
ほぼコースタイム通りに涸沢岳へ無事登頂。天気も持ちました!
穂高岳山荘には14時30分ごろ到着。おつかれまさでした。今日もいい山行でした!
しかし雨は予想より早く、日付の変わるはるか前に降りだし、稜線上では風も強い感じ。
翌13日はスタートからカッパを着込んでの下山。
雨に濡れて状態の悪くなったザイテングーラートを慎重に下っていきました。
下山日こそ雨でしたが、そんなに荒れ模様になることもなく、まあこれはこれで山の風情といったところでしょうか。
今回もいい山行を楽しむことが出来ました。