みなさんこんばんは!
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今日も就職活動だった私です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
さて…山手線や大阪近郊の列車で、
「言葉の意味講座」
が小さな画面に表示されています。
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例えば…「情けは人のためならず」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
これは、「情けを他人にかけると回りまわって自分に益する」
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という意味ですが、
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これを「情けは人のためにならない」
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と、同時に表示して、「どちらが正しい意味でしょうか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
…というクイズがありました。
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よく考えてみれば、
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「君子豹変す」とは、
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「君子のような立派な人物は、あるとき美しい豹の毛皮のように変身する」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
…という意味が本来ですが、いわゆる「節操のない人物」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
…と間違った意味に捉えている人が多いようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
次の諺も、原義からすると、現代の意味と異なるかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
昔、春秋時代(BC770~BC403)の中国の、
楚の国に「荘王」という王様が即位した。
この王様、即位後、音楽や酒、女性遊びばかりして、政治を摂らなかった。
さらには、「いさめた者は死刑にする」という命令さえ下した。
そうして、3年間が過ぎた。
ある時、とある大臣がさりげなく王様の心中を問いただした。
「王様、ある時、丘の上に鳥がおります。
3年間鳴きもしなければ飛びもしません。
これはいかなる鳥でありましょうか?」
荘王曰く
「3年鳴かずとも、ひとたび飛べば、天の極みに達するであろう。
3年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かすであろう。
お前の言いたいことはわかっている。
もう下がるがよい。」
そうしているうちに、荘王はぴたりと遊蕩を止めた。
そして、直ちに今までの遊びの取り巻きや、奸臣を処罰した!
3年間の遊蕩は、周囲の目を欺き、
誰が不正をしていて、信頼できないか、
誰が誠実で、有能で信頼できるかを見定めている期間だったのだ!
楚の国は貴族の力が強く、世襲の官職もあるので、
解任、刷新には、強力な大義名分も必要だったこともあった。
こうして荘王は、楚の国を中華一の強国に育て上げた。
史記、十八史略より。
ちなみにこれが「鳴かず飛ばず」の由来である。
…現代の日本における「鳴かず飛ばず」の概念とは程遠い人物ですね。
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今日も就職活動だった私です。
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さて…山手線や大阪近郊の列車で、
「言葉の意味講座」
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例えば…「情けは人のためならず」
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これは、「情けを他人にかけると回りまわって自分に益する」
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という意味ですが、
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これを「情けは人のためにならない」
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と、同時に表示して、「どちらが正しい意味でしょうか?」
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…というクイズがありました。
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よく考えてみれば、
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「君子豹変す」とは、
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「君子のような立派な人物は、あるとき美しい豹の毛皮のように変身する」
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…という意味が本来ですが、いわゆる「節操のない人物」
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…と間違った意味に捉えている人が多いようです。
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次の諺も、原義からすると、現代の意味と異なるかもしれませんね。
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昔、春秋時代(BC770~BC403)の中国の、
楚の国に「荘王」という王様が即位した。
この王様、即位後、音楽や酒、女性遊びばかりして、政治を摂らなかった。
さらには、「いさめた者は死刑にする」という命令さえ下した。
そうして、3年間が過ぎた。
ある時、とある大臣がさりげなく王様の心中を問いただした。
「王様、ある時、丘の上に鳥がおります。
3年間鳴きもしなければ飛びもしません。
これはいかなる鳥でありましょうか?」
荘王曰く
「3年鳴かずとも、ひとたび飛べば、天の極みに達するであろう。
3年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かすであろう。
お前の言いたいことはわかっている。
もう下がるがよい。」
そうしているうちに、荘王はぴたりと遊蕩を止めた。
そして、直ちに今までの遊びの取り巻きや、奸臣を処罰した!
3年間の遊蕩は、周囲の目を欺き、
誰が不正をしていて、信頼できないか、
誰が誠実で、有能で信頼できるかを見定めている期間だったのだ!
楚の国は貴族の力が強く、世襲の官職もあるので、
解任、刷新には、強力な大義名分も必要だったこともあった。
こうして荘王は、楚の国を中華一の強国に育て上げた。
史記、十八史略より。
ちなみにこれが「鳴かず飛ばず」の由来である。
…現代の日本における「鳴かず飛ばず」の概念とは程遠い人物ですね。
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