こーじ日記・THEブログ

立命館大学卒業を控え、学問・将棋・その他芸能に…「本気で」取り組んでいる、こーじの日記です!

言葉の意味は「変質」する?「鳴かず飛ばず」の意味とは???

2007-08-31 01:06:31 | Weblog
みなさんこんばんは!


今日も就職活動だった私です。


さて…山手線や大阪近郊の列車で、

「言葉の意味講座」

が小さな画面に表示されています。


例えば…「情けは人のためならず」


これは、「情けを他人にかけると回りまわって自分に益する」


という意味ですが、


これを「情けは人のためにならない」


と、同時に表示して、「どちらが正しい意味でしょうか?」


…というクイズがありました。


よく考えてみれば、


「君子豹変す」とは、


「君子のような立派な人物は、あるとき美しい豹の毛皮のように変身する」


…という意味が本来ですが、いわゆる「節操のない人物」


…と間違った意味に捉えている人が多いようです。


次の諺も、原義からすると、現代の意味と異なるかもしれませんね。




昔、春秋時代(BC770~BC403)の中国の、

楚の国に「荘王」という王様が即位した。

この王様、即位後、音楽や酒、女性遊びばかりして、政治を摂らなかった。

さらには、「いさめた者は死刑にする」という命令さえ下した。

そうして、3年間が過ぎた。

ある時、とある大臣がさりげなく王様の心中を問いただした。

「王様、ある時、丘の上に鳥がおります。

 3年間鳴きもしなければ飛びもしません。

 これはいかなる鳥でありましょうか?」

 荘王曰く

「3年鳴かずとも、ひとたび飛べば、天の極みに達するであろう。

 3年鳴かずとも、ひとたび鳴けば世を驚かすであろう。

 お前の言いたいことはわかっている。

 もう下がるがよい。」

 そうしているうちに、荘王はぴたりと遊蕩を止めた。

 そして、直ちに今までの遊びの取り巻きや、奸臣を処罰した!

 3年間の遊蕩は、周囲の目を欺き、

 誰が不正をしていて、信頼できないか、

 誰が誠実で、有能で信頼できるかを見定めている期間だったのだ!

 楚の国は貴族の力が強く、世襲の官職もあるので、

 解任、刷新には、強力な大義名分も必要だったこともあった。

 こうして荘王は、楚の国を中華一の強国に育て上げた。

 史記、十八史略より。

 ちなみにこれが「鳴かず飛ばず」の由来である。


…現代の日本における「鳴かず飛ばず」の概念とは程遠い人物ですね。

今日もこつこつ行ってきます!

2007-08-30 08:49:01 | Weblog
みなさんこんにちは!


体力が回復した私です。


さて…今年は企業の採用活動が長くて助かっています。


それだけ「チャンス」に恵まれています。


いくら私だって、「企業に受かる確率」はゼロではありません。


沢山受け続けていれば…


いつかはどこかで「受かる」と信念を持って今日も行ってきます!




駿馬は一日で10里もいくという。

しかし驚馬(スピードが遅い馬)とて、

10日間かければ駿馬と同様の働きが出来る。

(出典は…後から調べて書き直します!)

何事も効率よく!戦いも???

2007-08-29 06:39:44 | Weblog
みなさんこんにちは!


昨日は、とある事情での強行軍ゆえブログを欠かしてしまいました…


さて、こうした「強行軍」を経験してしまいますと、


「私は段取りが、効率がまだまだ」


と思ってしまいます。


社会に出ると、今以上の効率が求められる故、


今から鍛えておく必要がありますね



古代中国戦国時代(BC403~BC221)のお話。

趙の国は魏の国に攻められ、同盟国の斉の国に援軍を求めた。

斉の国の将軍は、直ちに趙へ赴いて、助けようとした。

そのとき、軍師の孫濱曰く

「糸を解く時は、無理に力を入れて引っ張ってはいけません。

 ここで趙へ赴くのは、まともに力を入れるようなもの。

 むしろ魏の首都を囲むべきです。

 魏には老人、女子供しか残っていないので、

 魏の軍勢はあわてて駆けつけましょう。

 我らはそれを待ちうければ、疲れ切った魏の軍勢を易々と破れます。

 また、同時に趙を救うことが出来ます。」

 この策を用いた斉は、魏に完勝すると共に、趙を救うことが出来た。

 これが「囲魏救趙」(一つの手段で複数の効果)という言葉の由来である。

 史記、戦国策。

生活の質を落とさず、節約です!

2007-08-27 07:24:28 | Weblog
皆さんこんにちは!


昨日はとある企業のグループセミナーへ行ってきました!


しかし…交通費と言うものは、就職活動で大きな比重を占めます。


それで私は大阪駅の金券ショップをよく利用します。


そうすれば…大阪から最寄の駅までの料金が約40パーセントオフです。


節約と言えば…(もうこれは出来ないかもしれませんが、)


NTTの公共料金をテレホンカードで納める手段がありましたね。


つまり、例えば、5000円料金がかかっていると仮定します。


そこで、町のショップで5000円分の中古のテレフォンカードを


4500円で購入して、それをNTTの窓口に持ってゆけば…


10パーセントの節約になりますね!


色々手段があるものです。



黒田官兵衛(秀吉の名参謀)はけちで有名だった。

常に倹約して、無益な出費を嫌って、わずかな支払いも渋った。

土木工事をすれば、「材木の切れ端も集めとくように。風呂の薪の足しになる。」

筑前(今の福岡県)に領地をもらったときにも

「庭には梅ノ木を植えよ。梅干が出来るので食うには困らぬ。」

しかし、彼のケチは、貧しいものを恵み、窮する者を助ける為であった。

しかも、与える時には惜しみなく出費した。

彼曰く

「無用の出費を嫌ったのは、与えるべきものに思うように金銀を施し、

 使いたいときに使うためだった。」

蓄える為の蓄えではなく、使うときの蓄えだったのだ。

しかも彼は、無用の出費には、とことんケチにかかれと説いた。

ある時、白木の桶に、大鯛を献上するものがあった。

彼曰く

「鯛はいただくが、桶は無用なので打って家計の足しにするように。」

こうして、家中には奢侈におごる者は少なくなり、富める者が増えていった。

戦国武将名言録 楠戸義昭 著

正しいお金のもうけ方とは?孔子曰く???

2007-08-26 00:26:58 | Weblog
みなさんこんばんは!


今日も企業受験勉強の私です。


さて…中国古典を愛好している私ですが、


どうも、「お金儲けの話がない」とよく言われるようです。


孔子の教え、即ち儒教がそう見られているかららしいですね。


しかし…孔子の直弟子の中にも、「子貢」と言う人がいまして、


今で言う「実業家」がちゃんと存在しています。


「お金はもうけても良いが、正しい道を踏むように」


 と言うのが孔子の主張のようです。




 あるとき、斉の桓公(中国周の時代の英主)が菅仲(桓公を支えた名宰相)に

「富には限界があるのだろうか」と下問した。

 菅仲は対して曰く

「水の限界は水のなくなるところ、富の限界は富を満足するところにあります。

 しかし、人間は満足することを知らず、つい身を滅ぼしてしまいます。

 あるいはこれが限界なのかもしれません。」

 韓非子より。

私は長生きして…「カールルイスに勝つ!」(もちろん本気!)

2007-08-25 07:39:16 | Weblog
皆さんこんにちは!


今日もポジィティブな私です。


さて…常々思うのですが、「世の中健康に長生きした者の勝ち」


です。


例えば陸上。今、世界陸上でトップレベルのアスリート達の多くは、


30代半ばを過ぎると、トレーニングを止めてしまいます。


しかるに、マスターズの陸上競技に参加している方の多くは、


逆に、30代、40代からトレーニングを始められたとか。


私は将来…40年後くらいですか、マスターズの世界大会にて…


整列しているかつてのヒーロー、

カール・ルイスや、ベン・ジョンソン、アサファ・パウエル、らを横目に見て…


On Your Mark(位置について)


Set(よーい)


スタート!


十数秒の後…勝利者! となることを目標に、まずとことこ歩いている私でした!




漢の時代、趙充国という男がいた。

彼は弓が巧みで、近衛部隊に入り、後に匈奴など中国へ侵略を試みる

北方異民族の撃退に功績を挙げた。

老年に至り、再び侵略する北方民族があり、時の皇帝は

「君は歳を取っている。それゆえ君の代わりに誰を派遣したらよいか?」

 と下問した。

 趙充国、答えて曰く、

「百聞は一見にしかず。戦のことは遥か遠くにいては分からないものです。

 臣、願わくば、現地に駆けつけ、その地形を見、討伐の方法を図りたいと

 存じます。

 そうすれば、簡単に解決出来るゆえ、老臣にお任せくださるよう。」

 こうして、趙充国は現地に駆けつけ、中華に侵入した異民族を撃退した。

 ちなみに、「百聞は一見にしかず」と言う諺は、彼のこのときの発言が由来である。

 漢書 趙充国伝 より。

細かいミスが悔やまれます!再び繰り返さないよう気をつけます!

2007-08-24 00:47:11 | Weblog
みなさんこんばんは!


帰宅した私です。


しかし…就職活動が今まで長引いた要因に、年齢以外には


「細かなミス」


が、挙げられます。


もし、もしもっと丁寧にこなしていたら…(具体的には用意周到な企業研究など)


もう一つぐらいは、受かっているかもしれません。


ダイエットでも、一日一本の飲み物(250ml)を1ヶ月セーブしますと…


0.250×30=7.5リットル!!!


…日々の積み重ねですね…



 商売と言うものは、高額の取引になると

 自然に熱がこもり、対応も注意するので

 失敗することが少ない。

 ところが、小額の商売になると、

 とかくいい加減になり、粗末な扱いをしがちである。

 むしろ商人の心得としては、

 まず、小額の商いを大切にすることが、肝要と思われる。

 独慎俗語 (江戸時代の白木屋の教訓書)

 引用文献 歴史の活力 宮城谷 昌光 著

ちゃんと準備をしてから行ってきます!

2007-08-23 04:32:32 | Weblog
みなさんこんにちは!


今日は良く眠れた私です。


さて…何事も準備が大切なのは重要です!


もし、そのときに「ラッキー」が舞い降りたとしても、


ちゃんと「つかむ力」がなければ、「ラッキー」にはなりませんから


トヨタ自動車は、昭和20年代、実は「倒産秒読み」と言われていました。


それが、朝鮮戦争による、米軍からの発注、いわゆる「朝鮮特需」で


息を吹き返したのを見て、世の人々は「ラッキー」と申しましたが、


実はその前に、こまめに米軍へ通い、調達本部と掛け合ったためです。


結果、同業他社との競争に打ち勝ち、注文を獲得できました。


また、人と設備と技術を絶やさず、必死の営業を行った為でもありました。


(引用文献 いい言葉はいい仕事を作る 岬 竜太郎著 PHP文庫より

 一部改変)



私も頑張っていこうと思います。



ノーベル科学者の、小柴東京大学名誉教授は、

定年退官する年の1月に、カミオカンデ(ニュートリノを検出する装置)を稼動させ、

その年の2月に、約400年ぶりに「超新星」が表れ、ニュートリノを検出した。

ある人曰く

「運がいいですね」

小柴先生曰く

「確かにそうかもしれません。

しかし私は、それに備えて弛まぬ準備をしてきたため、でもありますよ?」

(私の記憶では、こう言われた気がします。間違っていたらごめんなさい!)


1つ1つ確実に行きましょい!

2007-08-22 12:04:15 | Weblog
みなさんこんにちは!


今日も作戦会議&休養の私です


さて…早く就職活動を終わらせて「楽」になりたいのは山々ですが、


もう少しのところで、焦っては何にもなくなります。


詰めを誤ったばかりに、失敗するのは歴史の教える所!


1560年、駿河の大名、今川義元が、上洛途上で、織田信長に奇襲され、


(桶狭間の合戦ですね)

落命したのは有名な例です。


もし、今川義元が、厳重に警戒し、警戒するに適した地所で陣を張っていたら…


今川義元が「天下人」になっていたかもしれません。


こつこつ、毎日油断なく、今日も励むつもりの私でした。




昔、愚公という老人がいた。

家の前に、太行、王屋という2つの山がそびえたっていて、

出入りにとても不便だった。

あるとき愚公は思い立って、山を切り崩しにかかった。

息子と孫と3人がかりでもっこを担ぎ、北の海に捨てに行くのだが、

一往復するのに半年かかったという。

それを見て、近くに住む利口者が笑ったところ、

愚公曰く、

「わしが死んでも息子がいる。息子には孫がいる。孫がまた子を作り、

 子々孫々絶えることがない。

 一方、山は今以上に高くなることがない。

 平らに出来ないことがあるだろうか?」

 列子

 引用図書 中国古典一日一語 守屋 洋 著


最初は弱くとも…?!

2007-08-21 16:39:12 | Weblog
みなさんこんにちは!


今日は下宿で作戦会議の昼下がりです。


しかし…私と同年齢の方々で、既に成功していられる方々を見ますと、


「焦らない」…と言えば嘘になります。


しかし…


三井財閥の基礎を作った、三井高利も、50代から始めた呉服屋が繁盛し


(今現在の三越ですね)


大成功を収めました!


このように、きちんと備えていれば、チャンスはいつ来るかも分からない!


…と思って、今日も頑張っている私でした!



曹操(三国志の主人公の一人)が袁紹(群雄の一人)から食糧援助を

求められた。

曹操は断りたいが、当時の曹操軍と袁紹軍とでは勢力に差がありすぎ、

断れない曹操は悔しくてたまらない。

そのとき、配下の荀(曹操の家臣)曰く、

「歴史を見ますと、本当に才能のあるものは、始め弱くとも強くなっております。

 また、才能のないものは強くても必ず滅んでおります。」

魏書 荀伝

引用図書 三国志 将の名言 参謀の名言 守屋 洋 著