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家族事例検討会part6

2019年02月23日 | ソーシャルワーク
今回の家族事例は、児童養護、就労支援が関わった家族の話でした
夫婦のパワーのアンバランス化
結果、母親のパワーレスな状態は子への依存を生み、子はそれに応えようとしたのか
問題の背景は様々にあるようですが、解決となると難しい
ポイントは、一家の舵取りを誰が担うか
それはやはり母親自身なんだろう、と
しかし、「お母さん、しっかりしなさい」と叱咤激励では解決しない
彼女はそのパワーを奪われているから
父親が虐待で子に怪我を負わせた
そんな時、母親は何をしてたんだ、と責められることも多い
しかし、父親が怒りのパワーを増幅させるほどに、他の家族成員はパワーを奪われ、従順になる
家族が従順であればあるほど、父親は怒りのパワーを増幅させる
悲しみ、怯えは、怒りを生み、怒りは、悲しみ、怯えを生む悪循環
かつてフランクルは、アウシュビッツの体験で同じような事象を書いていた覚えがある
人の逸脱した感情の背景には、個人因子だけによらない社会連鎖があるように思える

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