加齢と共に個は変化し、個の変化は身近な環境(家族)に変化をもたらす
家族双方の承認や、サブシステムの機能によっては、家族は個の変化を受容し、上手くやる算段を付けるが、機能不全の傾向がある家族システムだと、うまく個の変化に対応しきれず、ストレスを増大させ、ストレスがストレスを生む結果となる
家族間のストレスは、期待と承認に由来する
期待と承認に対する裏切り、応答不全はやはりストレスと抑圧を生みかねない
このような悪循環の家族は、閉鎖的なシステム傾向を持つ
つまり、家族内でもインプットとアウトプットに対する機能不全が見られるにも関わらず、外部システムに対しても上手く
アウトプットできない
上手くアウトプットできないと、適切にフィードバックを得られないから、上手くインプットに繋げられず、変化のきっかけを見逃し、システムの悪循環を維持してしまう
包括的支援と言われるが、むやみやたらに関係機関が関り、無計画な介入でインプットを増やすことは関心しない
包括的支援とは、包括的なアセスメントであって、そこから導き出されるキーパーソン(決定権を持つ、アクションを起こす、変化しやすい)に計画的介入を行う
機能不全に陥る家族の悪循環に着目したケースでした
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