『AIR』数年前に一部で流行ったPCゲーム。
2005年になって映画化とBS-iでアニメ化。なぜ今頃?
下記は個人的に映画館で観て思ったことです。
「世界の中心で、愛をさけぶ」「いま、会いにゆきます」など
若くして病気と闘う感動ブームに乗って一気にメディア進出をかけてきたのではないか?
PCゲームの頃に映画化しても、いや東映も感動ブーム前だったので配給しなかっただろう。
ゲームを体験している私は、内容的には映画化するなら確かにこの時期だ。だから今だったのか!!??
しかし内容は「さぁ泣きなさい」「ここは感動するところ」と言わんばかりの感情の入ったやりとり。
アニメだと伝わりづらいな~。でもカワイイ笑いも合間に挿入するというベタベタな内容(いらないのに!)
ゲームをやった事がない人が先に劇場版観たらどう感じたのだろうか?
比較するものがないので「何を伝えたいの?」それか「セカチュー」「いま、会いにゆきます」のアニメ版と考えるのだろうか?
セカチューで「亜紀~~~~っ」とサクタロウが叫べば、こちらはハルコが「観鈴~~~~っ」と叫ぶ(偶然か?ウケ狙い?)
せっかく『AIR』を映画化したのに話の持って行き方を間違っている。
完全に笑いを省いて「フツーに良い映画だった」と思わせる内容にして欲しかったな。
なんかゲームで感じた自分の中の空想をアニメ化によって打ち壊されたカンジがした。
内容詰めすぎの2時間だった。しかし上映館が少ないせいか観客多かったです。
撮影地:
池袋サンシャインの「ハウル」と「ファントム」に囲まれた「AIR」の看板。なぜこの並び?なんとも「♪不思議な不思議な池袋~♪」
syumi-悠悠