見出し画像

ポジティブな私 ポジ人

ご近所でバードウオッチング

金曜日の午前中はDropdam(ゲーム)を延々とやり続けた。
単純なゲーム。3種類の長さの違う長方形を一列合わせて、消すだけなのに…。
ちょっとしたミスや勘違いで、ゲームに失敗する。「今度こそ!」という気持ちで再挑戦が続く。
このゲームでどこか鍛えられているのだろうか。ただ、時間を無駄にしてしまっている。
わかっちゃいるけどやめられない。

午後から、天神山緑地方面へのウォーキング。栗の木にシジュウカラが沢山いた。ずっと上を向いて、シジュウカラを見て楽しんだ。

午前中にゲームで下ばかりみて、午後からバードウオッチングで上ばかり見て、プラマイゼロ。
スマホっ首予防になったかな。

その帰り、アパートの前を通りかかったら、ピーピーでも無くチュンチュンでも無い、ジュクジュクという複数のひな鳥の声が聞こえた。スズメの巣が近くにあるな、と思った。

アパートの方に目を向けると、親鳥が私の目を逸らすように飛び出し、巣からちょっと遠ざかった所に止まった。
巣のそばの親鳥がよく取る行動だ。巣の場所を悟られまいとする親心。子供達を守る本能だ。
私が立ち止まって見ているので、私を監視するように、緊張した面持ちでこちらを凝視している。

私はそっと歩き出し、スパイの様に物陰に隠れて親鳥の行動をうかがう。
親鳥は人間という不安要素が去り、ヒナの待つ巣へ安心して帰って行った。それと同時にヒナの声もひときわ大きくなるのだった。

あそこが巣だったのか。
それは屋根に近い給湯器の細い給排気筒の中。煙突は下向きだから、より分かりづらい場所だ。排気のことが気になるが、外に近い部分だから問題ないのだろうか。
煙突に営巣するスズメは多い。換気口や屋根の軒下の隙間、先日は電話線のケーブルを束ねる黒い筒に営巣しているスズメもいた。

自宅近くの屋根付きのカーポートにさしかかった時、カーポートの地面にアオジがいた。珍しく警戒心がない。
カーポートの横には花壇。私がアオジを見つけたのと同時に、鋭い声をあげて別のアオジが飛び去った。どうやら、警戒心の強い親鳥だったようだ。
近くにとどまっている親鳥から、絶え間無く鋭い鳴き声が聞こえる。きっと「危ないからこっちに来なさい」か「早く逃げなさい」だと思うのだが、無防備なアオジはカーポートから花壇の木の枝に移っただけで、微動だにしない。
よく見ようとカーポートの前で身体を動かしたら、もう一羽別のアオジも出てきて、花壇の木の枝に並んで止まった。
おそらく巣立ったばかりの兄弟なのじゃないだろうか。親鳥が危険を察知して鋭い鳴き声を上げたのを、彼らは生まれて初めて聞いたのかもしれない。緊急事態なのに反応の鈍い2羽。

もっとアオジを眺めていたかったけれど、母親の気持ちを考えると、申し訳なくなりゆっくりとその場を離れた。
私が離れるやいなや、兄弟アオジは母親の鳴く方へ、一目散に飛び去っていった。

自然界の鳥、特にあまり見かけない鳥を見かけた時の感動はたまらない。

土曜日のジョギングの帰り、高架橋を歩いていると直ぐ側でセキレイの鳴き声が聞こえた。
他の野鳥と違い、見晴らしの良いところで身を隠さずに鳴く。
きっとハクセキレイだろうなと思って鳴き声のする方を見てみると、胸元が黄色いキセキレイだった。高架橋の欄干の近くに止まっていた。こんな間近で見たのは初めてだったから、とても嬉しかった。
セキレイの仲間は結構人間のそばで良く鳴く。「こっち見てください」と言ってるのではないかと思うほど、大きな声でずっと鳴く。それで見ると、セキレイは目的を果たしたかのように去っていくのだ。

キセキレイをもっと見たくて、あたりを見回していて、うずくまった鳩を見つけたのだった。その話は「ながら族」の回に書いた。

実は今日(月曜日)も買い物の帰りに、路上に2羽の鳩を見かけたのだが、一羽がやはりうずくまっていた。それも翼を片側だけダラっと広げて。今日こそは、“事故にあった鳩”だと思って、性懲りもなく近づいてみると、鳩は体制を整えすっくと立ち上がったのだった。
ま、大丈夫で良かった。

考えてみたら、昨日も今日も気温は30度を超えていた。
ほんの2、3日前は25度に届くかどうかという涼しさだったから、一気に5度も気温が上昇したのだ。急激な気温の変化に鳥たちもバテ気味だったのだろう。
草むらで見かけた2羽のカラスも、くちばしを開けっ放しだった。体がなんせ真っ黒だから太陽光の熱を吸収して、体に熱がこもってしんどかったに違いない。

突然の30度超えだが、私は暑さにはもっぱら強い。毛穴全開。人間ラジエーター。野生で生きていけそう。
こんなふうな身体を与えてくれた両親に感謝だ。
ただ、北海道だからこそ大丈夫なわけで、本州の暑さだったら多分私でもひとたまりもないだろう。

再び、猛暑お見舞い申し上げます。





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る