403号室

403号室の住人がお送りする日常

16年後の僕は横浜。

2011年01月17日 21時58分56秒 | Weblog
太ったかな。いや、そうでもないかな。
だってあの頃も太っていたから。

阪神大震災から16年。
もうそんなに経ったのか。そんなふうに毎年言っているような気がする。

16年時が経っても、まだ問題は山ほどあるという。

みんな、風化させてはいけない、忘れてはいけないという。

震災後に神戸に転入してきた人、震災後に生まれた子供達。

震災をそもそも知らない人か増えている。

それでも毎年、忘れてはいけないという「合言葉」は繰り返される。

本当に忘れてしまいたい人はどうすればいいだろうか。

あれから16年経ち、僕は今横浜で生活している。
普段、震災の事を考えながら生活していない。

海外生活の人もいるたわろう。
震災の10分前に亡くなった人もいるだろう。

命の重みに差はないのだ。

一つだけ確かな事は、自分の人生しか生きられないということだ。

誤解を恐れずに言えば、忘れていいのだと思う。
そして自分の人生をガッツリと生きていくのだ。

生きている。


そして、思い出すのだ。

あの時リアルに感じた「生きている」という実感を。

全部を越えて、自分が一番楽しむぜ。


様々な人生が、無数に交錯する。
出来事が人生のカタチを変えていく。
脱構築。

そして人々は上を向く。

そして人々は力強く歩き出す。

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