子供は未来だ ～ ２

　　今日は仕事もせずに　映画に行ってきた。「ルーパー」という映画・・・例によって何言っているのかよく解らないなりに
　　面白くなかった。

　　それはともかく　映画がえがく　近未来の様子だけど　だいたい92％ぐらい　現代より　薄汚く荒廃して　描かれていて　
　　いつも　何故だろうか？？？と　疑問を抱いていたけど　3・11の体験を経て　その理由がだんだんわかってきた気がする。

　　映画を作る人間は　やはりよく社会を観察しているわい・・・と自分なりの回答を得た時　納得したしだいだ。

　　なんでも世界には　400基以上の　原子力発電所があるという。その一基でも　事故を起こして爆発した場合・・・・。

　　それでなくてもアチコチで　予告もなく勝手に　核実験があり・・・・放射能汚染だらけ。

　　いつの日か　馬鹿な連中が　原子爆弾の　ボタンを　押さないとも限らない世の中に　我々は　生きているのだ・・・。

　　これでは　映画人が描く　近未来が　明るいわけがない・・・か？！

　　サバイバルで　生き残った人間が　必死に生きのびようとしている姿・・・それが　近未来の　映画人が描く　予言なのだ。

　　むかし　大宅壮一という有名なジャーナリストは　テレビメディアを評して　「一億総白痴化」と酷評したが　
　　地震大国の我が日本国に　原子力発電所を54基も作ってしまった現実を見ると　まったくもって白痴としか言い様がない。


　　　　　　　　

　　　　　　　今日の　薬師如来様は　生きとし生けるものの　妙なる調和を　大いに楽しんでおられるようだ。