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オトナは見えないしゃかりきコロンブス的blog。R-30指定です恐らく。

毒ガスブームに物申す

2008-05-13 | 時事放談
最近、家に居ながらにして温泉の雰囲気を味わいたい人が多いらしく
連日、日に数件のペースで「バーチャル温泉」が発生している様子。
そしてその「バーチャル温泉」は大概その匂いの元となるガスを発生させるのみであり、
そのガスは少量で死に至るという猛毒。

特に集合住宅に住んでいる身としては、いつぞ同じアパートの住民が毒ガスを発するんじゃないかと
常にビクビクしていなければならないと。いやはやイヤな世の中になってきました。


ということでこんな零細blogではありますが、
少しでもこの毒ガスブームを沈静化させようとネットを介して活動してみようかと。

まず何がイヤだって、硫化水素ガスの影響力。


私の故郷は群馬のたいがい山奥なわけですけれども、さらにその山奥にはかの「草津温泉」を擁しています。
草津温泉は日本屈指の高濃度泉でして、長時間浸かると軽く肌がトロットロになるほど。
そんな強烈な濃度の草津温泉方面から注いでいる利根川の源流のひとつであるところの
「吾妻川」(あがつまがわ)は、私が小学生の頃くらいまでは魚一匹いない「死の川」でした。

で、その草津温泉に近づくにつれ増すのが硫黄臭。
そういや中学の頃、よく草津温泉地元の草津中学校と試合をしたのですが、
よく試合前に「硫黄くっせーよ!」と挑発したものです。試合は大抵負けてたけどもw
ちなみに現役草中生やOB・OGの名誉のためにフォロっておきますけれども、
もちろん当人からは硫黄臭は漂ってこないどころか、旧来往来が激しい土地柄もあってか
ほどよく都会の血が入っているせいなのか、「顔面偏差値」は地域最強だったと思います。

ただそんな草津の硫黄臭も小一時間もすれば鼻が慣れてくるわけですけれども、
その慣れてきた鼻をも刺激するのが草津温泉の奥にある、
いわば「草津温泉の元」ともいえる「草津白根山」を訪れた時。


さあ、ここで突然飛んだと思われた話が徐々に繋がってきますよw

この草津白根山というのは山頂付近まで自家用車で通行ができるのですが、
いかんせんその山道は基本的に草原か荒地という、そこらの山とはちょっと異質な雰囲気。
そして登場するのは地元警察による「駐停車厳禁」の立て札。

なぜ駐停車厳禁かというと、そこからちょっと(といっても500mとかはあったはず)
離れたところに何あろう「天然硫化水素ガス」の発生地帯があると。

で、そこがシーズンピークには結構混雑するので駐停車厳禁だろうが渋滞するので
大概山頂の休憩所(←ここは安全)に着く頃には軽い頭痛にさいなまれることも多いです。

あと、どんなに頑張ってもエアコンなどの影響で2日くらい車の中が硫黄臭いですw



とまあこんな具合に周辺におよぼす影響はハンパナイですよと。



ちなみに「少量で即死」というのはあくまで純度の高い天然モノだからこそ、
というのを彼らブームに便乗する連中は誤認しているフシがありますね。
最近このブームへの反対活動の一環なのか、よく硫化水素自殺の死体なんてのを
ネットで見かけますが、どう見てもありゃラクに死んだって雰囲気じゃないのが多いです。
呼吸関連の神経がやられちゃうので窒息状態になるのが直接の死因らしく、
首吊り死体みたいに全身がうっ血してしまっているような状態になってるのですが、
仮にこれ、かなりの時間にわたって意識があったとしたと考えたら…



ああ… 書いてて気持ち悪くなってきた…


ということで、最後に一歩前進させる手立てを提案して終わりにしましょう。

というのが、比較的周辺被害が少ないどころか、捉え様によっては死後神にすらなれる
僧侶の究極の修行であるところの、ジャパニーズミイラ・「即身仏」になる方法とかを、
それこそ「やれるものならやってみろ」的な意味合いでネットで広めてみてはいかがか。

聞きかじった話なのでこのあたりはあいまいですが、「作り方」というのは
死ぬまで胃の中に摂り入れるものは「漆をといた茶」を飲んでそれを嘔吐するというのを繰り返す。
嘔吐するのは徐々に体内の水分を抜いていくため。また漆には滅菌効果もあるということで
生きながらにして徐々にミイラ化を進行させていく手法だそうな。あ、場所は地中ね。

当然かなりの苦痛を伴う死に様ですが、「キレイに死ねる」のは確かだと思うよ!




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