明日もやりたいようにーmiddle60

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本の整理

2006年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

本の整理というより、いかに捨てるかについて。
十数年前なんと600冊の蔵書を捨てた。学生時代に買って以来ほとんど読んでいないもの、学生時代の教科書として購入した本等等・・・本の裏表紙の内側に、この本を何月何日、どういう日に何の目的で誰に勧められて買ったか等がサイン入りで書いてある。そういう本はなかなか捨てづらいものがある。購入した額のトータルは物凄い額になるのだが、廃品回収業者さんに持っていってもらったが、ちり紙少々であった。
さて、退職してから、ゆっくり本の整理でもしようと思っていたがなかなかできない。今日は100冊ほど捨てる準備をした。ニーチェ、中原中也全集、福原麟太郎全集などが主なところ。「クッキングパパ」は捨てられなかった。この捨てるか捨てないかの曖昧な基準のせいでますます捨てにくくなる。読みたければ図書館へ行けばあるものはいい。クッキングパパは図書館にあるだろうか?○○氏に勧められてなどと書き込みがあるものも捨てズライし・・・結局、優柔不断な私。本当は一冊も捨てずに、壁一面に本の顔がずら~っと買った順に並んでいて、それを眺めながら中身より思い出に浸りながら酒を飲むというのがくだらない夢である。置き場所もなくそうはいかぬところが悲しい現実。哲学者「出(いで)」氏の「哲学以前」という本があるが、学生のときに本格的に思考が必要だと感じ、友人に勧められた本。今では茶色くなってしまった文庫本だが、見ただけで学生時代の哀愁が漂う。誰が汚いと言おうと、また買えばと言おうと捨てられないものだ。本は読むものでなく眺めるものであるなんていう結論になりそうだ。
 20冊ずつぐらいを縛って捨てやすくしたが、いまだに、「こいつは捨てない方がいいかなあ?」という思いがして縛ってある山から抜いて、「捨てるか?」とまた縛りなおしたりしていると知らぬ間に時間が経ってしまう。また来週にしよう。<同文を、自分の他のブログにもコピー貼り付けをしたりして遊んでしまった。>


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1 コメント

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モノを捨てる、特に本に思い入れがおありなら、大... (kazuyoo60)
2006-05-15 23:46:01
モノを捨てる、特に本に思い入れがおありなら、大変な作業ですね。古書店に引き取って貰えないのなら、図書館とかへは如何でしょう。もしかしたらそちらにないのもお持ちかもしれません。
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