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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念 特別展「化石ハンター展~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」』

2022-07-26 07:37:00 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
非常に科博「らしい」展示。こういっちゃなんだけど、安心する。


   

通常は常設展に展示されてる化石も、今展ではこっちに移動してたり。新鮮。

この手の展覧会は夏休みに入るといきなり混むので、その前にと行ってきました7/20(水)。
プレミアムメンバーズパスホルダーなので、窓口で差額を支払い入場。
事前予約は必須とは言え、このシステムは科博のパスの良い所のひとつ。



興味深かったのは第一会場の展示最終コーナー、「第6章 第三極圏の超大型獣に迫る」。
ここに展示されてたのはチベットケサイの「全身骨格復元標本」と「生体復元モデル」。

  デカい・・・。

ちなみにヒマラヤは北極・南極に次ぐ第三の極地とも言われていて、その裾野に広がるチベット高原は第三極圏とも。
ここに生息していた哺乳類が、寒冷環境への適応を経て氷河時代に各地に放散したとする説が「アウト・オブ・チベット」説。
これが提唱されるきっかけとなったのが、この「チベットケサイ」なのだそう。 

「進化のゆりかご」という単語だけは耳にしたことあったのですが、なるほどこういうことか、と。
まだまだ知らないことだらけだなぁ・・・。



夏休みの定番とも言える恐竜博は今夏はなし。
今展もそれらにフォーカスしているわけではなく、むしろ「学問」「研究」「成果」に焦点が当たっています。
非常に「科博」らしい展示だと思います。個人的には。

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