ホワイトバンド

先日ウチでホームパーティをしたときに、参加者の一人がホワイトバンドをしていた。本人は嬉しそうな顔をして見せてくれたのだが、「それって問題あるんだよね」と別の参加者に説明されてがっかりしていた。


詳しくはここを参照

ホワイトバンドのことは、WEB上で良からぬ噂が流れていたのは私も知っていたが、実際のところどうなのだろう？渋谷の駅前なんかの募金も使途が怪しいものがあるが、人の善意を金儲けに使っているのが本当なら、許されない卑劣な行為だ。年寄りを狙ったリフォーム詐欺とか振り込め詐欺とか募金詐欺（まがい）とか、卑怯であることを恥と思わない卑しい人間は、何のためにこの世に存在しているのだろうか。

生態学的にはスニーキング行為は、適応度を上げるための戦略（良い呼び方をすれば）として理解されている。サケ科魚類などで力のないオス個体が、力のある個体の隙をついて卵を受精させる繁殖方法だ。

人間界でも詐欺行為をはたらくのは、おそらく正々堂々とは戦えない能力の低い個体なのかもしれない。知性や品性や努力する能力に劣っていて、現代社会では正攻法で戦えない個体が、分不相応な欲望を満たすために詐欺にはしるのだろう。ある意味、代替戦略とも言えるかもしれない。しかし、サケのスニーキングが、実際のところは別にsneakyとは思えないのに対して、人間の詐欺は汚らしさしか感じさせないのはなぜだろうか。

ホワイトバンドに関する情報の真偽はわからないので、ここで非難するものではないが、募金詐欺が存在するのは事実だ。世界の貧困を根絶する前に、自分の品性の貧困をどうにかしたらどうだ？



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