農 家 便 り (ブログ版)

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食に携わる

2013年03月01日 | 今日の便り
現在の日本の種苗の9割以上がf1「一代交配」だという事を知っていますか?
蒔いた種がほぼ同じに育つ規格に合いやすく出荷しやすいという理由からこの
数十年で種苗全てという広がりですが、「家庭菜園用の子袋も一緒です」
種は取れるんですが、次の代が同じに育たない
種苗会社が次々売る為の手段ですが、自然に反した種だと思っています。
この間もっと恐い次の種が発芽はするが自らが死滅する種「EX種」?「FX種」どちらか
だったと思いますが出ています。
これが自然界に及ぼす影響はとても恐い。
もしも自然界の植物と交配したら植物は壊滅するんじゃないかと
この他に遺伝子交配種「植物の遺伝子に昆虫などの遺伝子を組み込み除草剤などにも
枯れない種」
現在の店舗販売の全てといっていいほどがこういう危険な野菜になってしまいました。
一部の農家が細々と守りぬいてきた地域限定野菜のみが例外
この野菜を政府も企業も安全だといいますが本当に?
代々この野菜を食べていない、将来どうなるのか?
誰も知らないのが本音です。
この改良種の野菜を食べた青虫の胃袋に張り付き二度と食べられなくなる餓死
今は虫の口が腐る?とろけてくっつく?やはり餓死
なんて恐い
これを説明してくださった専門家の方に聞いたら企業は人間はその何万倍以上ですから
問題はないと言われたそうです。
これを始めて聞いたのが20年以上前かな。
安全な無農薬野菜を売りにしていた産直農家としては、安全じゃないなと思い
微々たるものですが各地の農家が残してきた野菜を作ろうと思い入手した種を代々育てる事に
力を注いできた。
種代が浮くねなどと言われた事もあるが冗談じゃない、大変な手間がかかり買った方がずっと楽。
消費者に受け入れられず現在作付けしていない物もありますが、
愛知唐辛子、沖縄ゴーヤ、沖縄冬瓜、雪菜、五月菜、グリーンウエーブ、埼玉赤ネギ、沖縄オクラ
ハマナ、赤毛瓜「赤モーウイ」などまだまだ作っていた種は多いのですが種の保存に失敗した物などもあり
その年により変わったりしています。
食に携わる者として何が出来るか?
一代交配崩しも試したのですが、これが不思議で水道じゃ駄目だと聞いて井戸水で行い3年以上かかる
普通のミニトマトが翌年、マイクロトマトにその次の年はなぜか同じ木に中球トマトやひょうたん型トマトなどが
3年目くらいにやや大きめの原種なのかなというトマトが現れる。
トマトの種やきゅうりなどの種は完全に乾燥させておかないと発芽率が恐ろしく下がりますが
畑の隅などで試しいたのですが、主人が支えていてくれて出来た事「余裕がありましたので」
昨年試作は無理でしたが、今年から少しでも又開始
より安全な野菜作り目指して

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1 コメント

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Unknown (田中洌)
2013-03-04 21:16:27
初めてのヤーコン、うまいの何のって!!
ありがとう。
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