農 家 便 り (ブログ版)

産直ニュースでは書ききれないことや、みんなに早く伝えたいことなどを書いていきたいと思います

助かります

2012年09月25日 | 今日の便り
ゆうパックで大量の湿布薬が届いた。
どなたの厚意か?
名前がない、私宛に自分が出したようになっていた「横浜から」
数名、もしかしたらと思う方はいるが届け方がお礼は無用という厚意と信じ
誰かと詮索しないで有り難く使用させていただく事にしようと思う。
今、人様の好意が有り難い
働けば生きてはいけるが全てが何か空しい、心の半分むしりとられたような
たちの悪い夢の中をもがいているような気分で
がむしゃらに働いてきましたが、やっと少し目の前が濃霧が少し
薄らいだようで、他人の厚意が本当に有り難いとしみじみ思えるように
なってきた。
何気ない思いやりが身にしみる。
本当に有難うございます。

母娘農業9ヵ月目

2012年09月24日 | 今日の便り
新盆を乗り切るまでと頑張っていたのが豪雨で叩かれ人参、大根をはずしたあたりから
やっぱり無理なのかなと落ち込んでいたのですが、居直った。
父さんが作付けをしていた野菜は、私はしばらくは勉強、はずして当たり前と
今年駄目でも数年消費者の方には無理を承知で勘弁してくださいとお願いするしかない。
安全安心のこだわり野菜作りを続けていきます。
しばらくの間、市東さん萩原さん野平さんに協力をお願いしながらの産直に
なりそうですが、自然と共に生きる農業の道も三里塚闘争も父さんの信念を貫いた生き方だから
「私は農家だ、父さんの家系はこの地で何百年と百姓をしてきた、誰に何を言われる筋合いはない」と
頑張ります。
まだまだ生きるだけで精一杯ですが、少しずつ作付けもこだわり野菜を開始中
試作品失敗も今年の冬瓜は小丸冬瓜と沖縄冬瓜と青ん坊の地種の3種を作付け
3種共思い切り巨大になった「気候、養分豊かな土地のせい?」
コンテナに入りきれない昔の巨大冬瓜がごろごろ状態に
来年はもう少し小さい状態にしたいと思いますが
消費者のみなさんにも頑張って食べてもらうしかない、諦めてね。

母娘農業

2012年09月20日 | 今日の便り
最後の餅米のするすも終了。
娘と2人でやってみたが機械はともかく米袋30kを動かすのは、中々重い
4段5段が限界そこから先は娘に載せてもらいながら、やってやれないことはないんだと
何とかやってるよと父さんに報告
「娘に人をなんだと思ってる息子じゃないんだぞと叱られながら」
昔は母も持ち上げられたの、年を考えてと
都合の悪い時のみ年寄りだと主張して

困った

2012年09月17日 | 今日の便り
ふさおとめの稲刈りを昼までに終わらせ、午後畑仕事
米は、乾燥機にかけるのだけど
エラー音がしてる?
数度やり直したけど駄目、送風で様子を見て夕方から又乾燥「火いれ」をしてみたが
やはりエラーになる。
夜になるけど、機械屋さんにきて貰い見てもらっていた。
疲れた、わからない事だらけ、本当に情けない程亡き主人に機械は全て頼ってきた
結局、後でベルトとスプリング交換だっという事らしい。
とりあえずは、動いてる
今夜中、乾燥機かけてるんだけど真夜中エラーでない事を祈って寝よう。

判断ミス?

2012年09月15日 | 今日の便り
稲刈り残り房乙女と月見の2種類、昨夜から早朝まで雨で朝7時ごろには曇り空
早朝からTVの天気予報を見ながら稲刈りできるか判断しないといけない
畑と違い途中で終わらせる訳にいかない「乾燥機の関係で」
晴れるようだが降水確率50,50、
手伝いをしてくれる予定の現闘さんに延期を連絡したが、判断ミスしたかな?と
午前中の良い天気を見ながらしまったと思っていた。
昼ごろから雨「良かったと思ってしまった」
判断は亡き主人がしていたし、もちろんコンバインなど機械も全てやっていたから
全てを人に頼っての稲刈りは、心理的にキツイ
来週天気良くないらしい、終わるまできがきじゃない。

お彼岸にけいとうをお墓に供える風習があり、早くからプランターに移植して
置いた物がない?
姑がお墓に持っていったらしいが、お墓に一番いい株が数株ない?
どうやら、自分の里のお墓に供えてしまったようだ。
怒りと悲しさと悔しさが入り混じる。
もちろん主人が亡くなっても義親だと面倒を見ているが、昔から嫁の物は
自分の物だと思っている姑
文句いっても仕方ないから言わないが主人に備えたかったけいとう
主人と舅が眠るお墓が1番にが悪い事か?
口を開いたらきつい事言ってしまいそうで、又しばらく口を聞かない暮らしを
しています。
「何で色の悪い枯れかけたけいとうを家のお墓に供えるのか
年を取っても里が1番なら自分で育てればいいじゃない、」と
言ってしまいそうなのを我慢して上げ膳据え膳をしています。

作付け

2012年09月13日 | 今日の便り
残暑?真夏のような厳しい日差しに毎日大汗をかきながらの農作業にいつになったら涼しくなるんだと
高温障害で駄目になった冬野菜の代わりに後から蒔いた苗「キャベツなど」移植していました。
白菜の移植も始まり、合間に稲刈り
義兄と現闘さん達のおかげで何とか稲刈り、するすまで1種類済み無事玄米に
「今年は、本当に田んぼは無理だと思っていただけに感慨深い、ご飯を炊いたら墓前と仏前に
父ちゃんに何とかやってるよと安心してくれとあげてきます。」
身体も心も辛く厳しい暮らしですが、娘達が支えてくれて現闘さんがバックについてくれる。
ゆれる心の時、長く支えてくださる消費者の方がたの誰かが順番に?
不思議なくらいどなたかが激励の手紙などが届くんですよね。
一人じゃないんだとそのたびに「もう一分張り」と頑張っています。
しばらくの間、順次葉物などの作付け、冬野菜の移植などに追われ忙しい毎日が
続きますが全国集会、産直芋ほりなどの行事、裁判闘争など
みなさんにお会いしたいから出かけます。



裁判闘争

2012年09月10日 | 今日の便り
1時半から4時半過ぎまでの長い証人喚問の裁判に娘達と行ってきました。
何が何でも責任を認めず、言い逃れをを続ける県の元農地課の人にあきれるばかり
空港用地問題なら調べてはいけない、それが全てだろうな、姑息な役人根性の逃げだけの人
農地法、農民を守る為の法律だとこの市東さんの件があるまで思っていた。
場所までが違うのに裁判になるの?
裁判闘争は亡き舅「鈴木幸司」と亡き主人「謙太郎」が主でしたので何も知らなかった。
国策裁判が理不尽なのは、知っていましたがここまで理不尽な裁判ってあるの?
これが最初の感想、
怒りより驚きが強かった。
ついて歩いていただけの裁判、反対同盟としてより同じ農民としての怒りをもって
闘い続けた亡き主人の変わりに理不尽な裁判に参加して行きたいと思います。
父ちゃんはきっと一緒に参加していたと思っています。
人間でしたから欠点も多かったけど芯の通った考えの人、信念を貫いた誇れる父ちゃんでしたから
最後のキボールでの裁判の報告会への参加は時間の都合上勘弁してもらい帰宅

「裁判参加の為、昨日若い時良く父さんとやったように畑に肥料と共に先に降ろしてもらい
一人で肥やしを手みで振るというその間娘はトラクターを取りに行き耕しトラックに乗り換えて迎えに
来るというキツイ仕事をし苗の移植まで一人でこなしていた。
その間娘は草刈機という2人で暑さでも仕事でもばてた、ばてた。
もう若くないと実感」

母娘農業中

2012年09月06日 | 今日の便り
稲刈りが始まる前に大急ぎで秋の葉物蒔きをし、大根作付けをしました。
風は秋のさわやかさがありながら日差しは真夏の照り返しという残暑が厳しい中
娘と2人、丸々2日種まき作業
この後数日中にキャベツ、ブロッコリーを移植予定
産直の出荷の合間に作付けと稲刈りで今月も大忙し
白菜、にんにく、玉葱などやることは多いけど
本当に厳しい生活ですが、共に産直を支えてくださる消費者の方達に
野菜の安定供給を目指し頑張ります。

居直り

2012年09月04日 | 今日の便り
この猛暑の厳しい中で数度熱中症で体調を崩し病院にも掛かったが、何とか娘と2人で
生きる道を模索してきた。
厳しいながら何とか生きられそうかな?と思えるようになってきたので無理を止めて
素直に現闘さん達に頼むようにし産直の収穫も手伝いを頼むようにしています。
「返ってきついよ、これをやっておいて、次はこれと無理をいうおばさん相手だから」
有り難く頼って共に生きてみようかと思い始めました。
肩肘張って体壊したら、父さんから託された娘達と姑の世話が出来ないしね。
精神的には時は過ぎてもキツイのは変わらないんだと思う、一番大事な半身を失ったのだから
人はそれでも生きていかないといけない、だったら父さんの分まで生きる事を楽しまないと
やりたい事はやらないと
だから9,10の裁判から復帰しようと思っています。