倉田議員、井上たかし衆院東京25区予定候補とともに、㈱日立国際電気に羽村市からの移転にともなう申し入れをおこないました。
(写真)これから工場に向かうところです。
「申し入れ書の全文」は以下のとおりです。
株式会社日立国際電気
執行役社長 篠本 学様
羽村工場長 中村 聡様
2012年7月25日
羽村市からの工場移転にともない、労働者の雇用を守ること等に関する申し入れ
日頃からの企業活動、地域活動たいへんごくろうさまです。
さて、羽村市から、御社羽村工場が平成25年8月をもって小平市の小金井工場に移転・集約される計画であるとの情報提供を受けています。長年にわたり、地域の雇用と市政への貢献を続けてこられた御社が市内から移転される計画であることを大変な驚きをもって受け止めています。
企業活動の合理化、耐震化への対応が、移転の大きな理由になっていると聞いていますが、これまで行政や地域との間で長年築かれてきた相互関係を考えたとき、ひき続き羽村市内での操業を続けていただくことができないものかと考えるところです。
また、工場移転にともない、雇用の継続が確保されない労働者が出てしまうのではないかという点についても、大きな危惧をいだいています。
正社員以外にも、契約社員、派遣社員、パートなど多様な雇用形態の労働者が働いていると聞いていますが、正社員以外の雇用が確保されるのか、また、正社員でも小平市までの通勤が難しい社員の雇用はどうなるのか、など様々な不安の声があると聞いています。
大手企業として、地域社会への、また、労働者への社会的責任を十分に果たしていただくことを求め、以下の点について申し入れをおこなわせていただきます。
1、小金井工場への移転・集約について、市民むけの説明会を開催していただきたい。
2、正社員、非正規社員を問わず、希望するすべての労働者の雇用を引き続き確保していただきたい。
3、小金井工場への移転にともない通勤時間が大きく伸びる等、勤務条件が変わる労働者について、仕事と家庭生活を両立できる労働時間、労働条件などについて、十分に配慮していただきたい。
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