本日も、山下よしきさんと街頭演説などに行ってきました。
あちこちで「山下さんってどんな人?」と聞かれることが多いので、先日私がおこなった後援会ニュース用のインタビューを掲載いたします。
少々長文になりますが、お読みいただければ幸いです。
―山下さん、お忙しい中、ありがとうございます。よろしくお願いします。
山下 いえいえ。こちらこそよろしくお願いします。
―早速ですが、読者の方に山下さんがどんな人なのか知っていただくために、いろんなお話をきかせてく ださい。
山下 はい。できるかぎりお話させてください。
<子どものころから理系の人>
―山下さんの子どもの頃のことを教えていただけますか?
山下 はい。生まれは杉並区ですが、国立が私の少年時代をすごした街です。小学校のころは「短波放送 」を聴くのが趣味で、オーストラリアやアルゼンチンなどからの放送を聴くことに燃えていましたね。
―はあ。小学生からすごいですね。
山下 流行だったんですよ。かすかな電波をとらえるため、庭に針金のアンテナを張り巡らしたりしてま した。電波工学なんかも勉強していたんですよ(笑)。
―子どものころから理系だったんですね。
山下 中学では、剣道部で3年間すごしました。ものすごく怖いんですけど、尊敬できる恩師にめぐり会ったのは中学ですね。高校では、バスケットをやったり、アルバイトをしたり、青春していましたね。
―大学は工学関係でしたよね。
山下 はい。神奈川工科大に行って、電気工学をやりました。本当はコンピュータを専攻したかったのですが、まだ当時は少なかったですから。そうそう、そういえば、ジャズ研究会でサックスの演奏なんかも やっていました。NHKでライブをしたこともあるんですよ。
―それはすごい。なかなか多趣味なんですねぇ。
<超多忙なエンジニアの日々>
―そして、社会にでられるわけですが、ずっとコンピュータ関係の仕事ですか?
山下 そうですね。最初は大手のIT企業に就職しました。今なら言ってもいいでしょうが、キャノンのカメラの金型をつくるコンピュータ設計を手がけていました。従来は熟練工がやっていた「匠の技」をコ ンピュータにやらせようということです。
それから、当時は、大型コンピュータはひと部屋いっぱいぐらいの大きさだったんです。持ち運ぶことなんて無理ですよ(笑)。それをもっと小型のコンピュータで処理できるように、あれこれ工夫するようなこともやっていました。
―なるほど。印象に残っていることはありますか?
山下 そうですね。その後、別のIT企業に移りますが、そこでは、「お客様係」と「コンピュータ講師」をかけもちしていました。
「お客様係」はもっぱら怒られるのが仕事なんですよ。お客様が「うまく動かないじゃないか!」と怒って電話をかけてくる。逆に「コンピュータ講師」の方では「先生」になるわけです。
IT企業というと、人間くささが無いと思われるかもしれませんが、ずいぶんいろんな経験をしました。
―そして、独立をして、今の会社をたちあげられた?
山下 いろいろ途中は経過がありましたが、そういうことです。今の社会はあらゆるところにコンピュー タが入り込んでいます。だからいろんな仕事が舞い込んでくる。放送局やら、役所やら、携帯電話やら… 。まぁ、忙しい日々ですよ。
「いつ寝たのかなぁ」と自分でもわからなくなるくらい、仕事一色の生活で した。
―大変でしたね。
山下 ところが、そういう生活の中で、突然病気になってしまったんです。腰が痛くてしょうがない。国内には良い医者がない、というので、中国に行ったりもしました。
実は、妻はそこで出会った医師なんで す。
―そうなんですか。
山下 腰のほうもだいぶ良くなって帰国しましたが、中国での生活で、あらためて日本の良さも、また課題も見えてきたところがありますね。
―やっと政治の話につながってきました(笑)
<市長選挙への思い>
―予定候補の話はどういういきさつで?
山下 はい。2歳になる息子がなかなか保育園に入れなかったり、羽村駅西口区画整理に疑問をもってい たり、羽村市のこれからのことに様々な思いをもっていました。そういうところに「市民の会」の方から 「市長選にでてくれないか?」と話があったんです。
―びっくりしたでしょう。
山下 そうですね(笑)。「どうして私のところに来たの?」とまず思いました。
でも、熱心に話をされて、私も心が動かされました。前回の市長選挙は無投票になりましたよね。さまざまな問題が今の市政にはあるのに、それを問う機会がもてなかった。
今、不況の影響で税収がぐんと落ち込み、このままでは財政は大変なことになります。子育てや福祉や環境など、市民の暮らしを守っていくためには、市の事業をちきんと見直していくことがどうしても必要に なります。
私は、まず、西口区画整理の見直しが必要だと思うんですよ。総額355億円ですから、莫大な税金をつ かうわけです。反対の方もものすごく多い。
―なるほど。西口問題がやはり問われていますね。
山下 ええ。私は、すくなくとも不況の影響がつづく間は、一時中止すべきだと思います。区画整理に賛成の人も、反対の人も、もう一度、冷静になって話し合ってみる。それが必要です。
そして、不況の影響で福祉が削られてしまった、公共料金が値上げになってしまった、そういうことがないように税金のやりくりをきちんとしていく。
私と市民の会が示した基本目標もそうすれば実現していくことができます。もっともっと良い市にできる と思います。
―なるほど。それでは最後に市民のみなさんへの訴えをお願いします。
山下 ぜひみなさん、ご一緒によりよい羽村市をつくりましょう。変化のはげしい世の中で、羽村市の政治もやはり変化が求められています。
将来にわたり安心が確保できる羽村市をつくるために、全力でとりくみます。よろしくおねがいいたします。