スズタク活動日誌

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市議会厚生委員会で山口県へ視察に

2013年10月26日 | その他

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山口市内商店街にある子育てひろば「てとてと」


●24日、25日と市議会厚生委員会で山口県へ行政視察に行ってきました。①山口市の子育てひろば事業、②防府市の高齢者デイサービス事業者の二つを見ることが目的です。
●これまで何度か視察に出かけ、「あまり遠くに行っても、すぐに役立つ視察にならない」が私の持論だったのですが、6名の委員の協議でこうした視察となりました。
●まず、山口市の子育てひろば事業は、NPO法人の活躍が光っていました。
 若いお母さんを中心に設立したNPO法人「あっと」が、市内24箇所にある子育てひろばの立ち上げ支援、運営支援をしたり、自らも子育てひろばを運営、一時預かり事業などもおこなっています。
 空き店舗を利用したひろばを見せていただくと、若いお母さん達が、とても生き生きと活動されている様子が伝わってきます。
 いろいろとお話を聞いていて、肝だなと思ったのは、設立の経過です。山口市から委託をうけ、市民活動支援センターを運営している別のNPOに、「あっと」の設立者は3年間職員として勤務し、そこで、運営のノウハウやアイデアをたっぷりためこんで、「あっと」は出発したとのことです。
 最初から、子育て支援の中心的な役割を担うNPOをつくることが構想され、経済的な裏づけをもって人を育ててきたのです。これは大事なポイントだと思います。
●防府市のデイサービスセンター「夢のみずうみ村」は、少々型破り?な施設でした。
 「人生の現役養成道場」「生きがい養成所」というスローガンが、いただいた資料には書かれています。
 介護を必要とする人だからといって、手厚い援助はしない。利用者さんの「あれをしてみたい」「こう生きてみたい」という意欲をどうしたら引き出せるのか、という点に徹底してこだわった施設だと思います。
 村内通貨「ユーメ」が、運動やトレーニングをするともらえる。それを使って、マッサージを受けたり、マージャン、カジノで遊べる、クルーザーで海釣りまでできる、というシステムをとっているのです。人間の欲はいくつになってもある。それを肯定して、生きる力として引き出していく、ということでしょう。
 うまくこのシステムを利用できた方は、介護度が低くなることも大いにあるだろうと思います。ここの利用者さんは要介護2までの方が70%ということで、どの施設にも応用できるわけではないと思いますが…。
●以上のような内容を見てきた視察でした。このことが、どう羽村市での議員活動に生かせるか…。頑張りたいと思います。


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