goo blog サービス終了のお知らせ 

『算数の教え方教えますMother's math』~Happy Study Support

(お子様の学習をサポートしているママをサポート)

「比例と反比例②」(小6) 比例は穴のあいた表で・・・そしてグラフでワンランクUP

2018-11-02 21:41:46 | 算数の教え方 8

算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら   

 『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』

 


 

 

 

今日は比例についてお話します。

昨日のブログ「比例と反比例①」でお伝えしたように

押さえるべきものは

 グラフの形知ることだけです

そして、比例の式とグラフはお子さん達にはとても分かり易いものなので、

始めから問題に触れさせながら理解させるといいです。

比例を教えるには、穴のあいた表がいいですよ~


問題1

次の表は、ある入れ物に水を入れたときの

水の量をxL、水の深さycmを表で表したものです。

 

(1) 表の空らんに適切な数字をいれましょう。

(2) yをxの式で表しましょう。


(1)の表に数を入れることは子どもは好きです、簡単に答えると思います。

 「xが4のときは、yは12」

 「xが6のときは、yは18」

そして、お子さんがその数を入れた時に、お母さまの出番です

「どうしてその数になるの?」

と声をかけてあげると

お子さんは、ちゃんとその理由を答えてくれると思います。

①「右に3ずつ増えている」

②「xの数に対して3倍になっている」

など、

この比例の分野で答えて欲しいのは②「xの数に対して3倍になっている」ですが、思い道理には答えてくれないカモしれません

そんな時は、表に新な数を加えて

「では、xが13のときは、yは何?」

と聞いてあげて下さい。(xをちょっと離れた数で問いかけてあげて下さい)

 「xが13のとき、yは39になります」

この数がだせたら、もう一度「どうしてその数になるの?」

と聞いてあげてみてください。

そうすると ②「xの数に対して3倍」と3倍というキーワードをお子さんの口から出せると思います。

そうなのですこの表の見方は、上から下↓の方向に見ます。

 yがxの何倍になっているかを見つけさせます


ここまでくれば、(2)も簡単に答えますよ。

お子さんから出たの3倍を使いながら

「yはxの3倍になっているんだね。」と念を押してあげて、

「では、それを式にしてごらん」と促すと

=3×と言ってくれるでしょう

 

このように 

式が y=☐×x  (例:y=3×x,y=5×x, ・・・)

の形になるとき、yはxに比例するといいます。

 

だから、問題1のxとyの関係式は「y=3×x」と書けるので、

これは比例の式であり、この表のyはxに比例します。と言えます。


そして、このついでにワンランクUPしておきましょう

このとき、この表を使ってグラフを書かせてください。

※比例・・・今後の数学(中学、高校)で習う関数で大事なのは、表以上にグラフの形なのです!!

そのため、グラフに慣れているのは今後の数学で力強いです。

しかし、高校生の現状は式は作るがグラフを書きたがらない生徒が多いです。

そのため複雑な問題になった時にグラフを考えないので手間どります

小学生のうちから、グラフを嫌がらない癖を付けておくと将来差がつきますよ!!

 

さあ、この問題1もグラフを書いていきましょう。

 

 ここで最後の締めの言葉

「この形は直線だね。」

をお子さんの記憶の片隅に残るようにおいてあげると。

さしあたり、中学1の内容の時に助かります

 

今日のおさらいとしては、

1.比例は穴のあいた表を使い

  比例の式がy=☐×x」の形であることを印象づけ、

2.グラフを書く癖をつける

です。 

次は反比例をやっていきます。乞うご期待

 ⇒「比例と反比例③」 反比例(その1)比例でないことに気づく! 

 


「比例と反比例①」(小6) 式に慣れ、グラフを知る。

2018-11-01 19:52:33 | 算数の教え方 8

 算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら   

 『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』

 


 

 

比例と反比例は

小学生には分かりずらい、そしてお母さま方が教えずらい分野であるようです。

「一体なんなのこれ?」とよくお母さま方に聞かれます。

これは、xとyの関係式【関数】の一番易しいものです。

覚えてますか?放物線というものを…

xとyの関係式【関数】において

中学校では y=x²【2次関数】放物線を習います。

高校では 放物線の応用y=a(x-p)²+q・・・頂点が(p,q)の放物線【2次関数】

y=sinx【三角関数】

y=logx【対数関数】

・・・・

とxとyの関係式【関数】をいろいろと習うようになります。

その初歩が比例、反比例になります

 そして、ご安心ください

小学生の習うxとyの式(関数)は、比例と反比例だけです。

 

そして押さえるべきものは

比例、反比例の式が

と書けるという事だけです

だから、すごーい深い意味を取ろうとせずに、

 このたった2つの式に慣れ、

 そのグラフを知る事ができればO.K.です

では、その比例、反比例をやっていきましょう。

 次の記事へ 10月2日グログ⇒ 「比例と反比例②」比例は穴のあいた表で・・グラフでワンランクUP 

 


はじめての小数(小3)

2018-10-30 19:30:01 | 算数の教え方 8

算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら   

 『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』


 

 

小学3年生ではじめての小数ですね

整数と分数の次に出てくる新しい数です。

大人の皆さんは既に経験済みですよね、「分数と分数のかけ算(小5)」、「分数と分数のわり算(小5)」では小数点の位置でちょっとあたふたしちゃいますよね。

もちろん小学3年生では、比較的易しいたし算とかけ算ではありますが。この習い始めの小3で小数に苦手意識であっては、後々大変です

だから、習い始めの時にちょっとだけ丁寧に、そして楽しく分かるまでお子さんにそっと着いてあげてみてください

では、

始めに小3の小数で大事なことは

 0.1 は 10分の1

と知る事ことです

そして、これを図(絵)でも確認するといいですよ。

数直線(定規)を書きながら。

0.1が1に対してその10等分したうちの1つである」ことを目で確認させましょう。

ここで感のいいお子さんは

「1の10分の1」もしくは、「1を10等分したもの」という言葉の響きから

「10分の1

と発言するかもしれません。

そんなときには、褒めて、、褒めちぎってあげましょう。

その通りです

です。小学生では小数を良く扱いますが、高校ではほとんどが分数です(小数はめったに出ないなぁ~)

小さなときから分数に親しみがあるのは非常にありがたいです。

だから、小さなお子さんの口から分数がでると褒めていただいておくと、後々の分数が苦でなくなるかも~と期待してしまいます

 

さあ、そして

0.2は0.1の2つ分・・・0.1の2倍

0.3は0.1の3つ分・・・0.1の3倍

も目で確認しながら、理解させていきましょう。

さらに、1.6とは

 であり、これは

  0.6(0.1の6こ分)をあわせたものであり。

その式は、1.6=1+0.6 ですね。

 

さあ、今度はこの小数のたし算、ひき算においても

数直線を書きながら丁寧い身に付けていくことをお勧めします。

だって、お子さんにとっては、「はじめての小数」なのです。

小数のたし算、ひき算も目で見ながら分かったというところまでやってみましょう。

 0.5+0.3、0.5-0.3

例 4.7+0.9、1-0.2

お子さんが、戸惑っている様子がみられたら、

「定規を書いて、考えてごらん」と促しながら、目で確認し理解させると良いです。

はじめて習う小数を、ただ「こうやってこうするのよ」と機械的な計算の訓練で終わらせることなく、

小数が「10等分の何」であるかを身につけてあげるといいです。

(はじめの理解は大事です、、、、それが基盤になりますから・・・丁寧に

そして、慣れてきなら、ひっ算まで含めてたくさん訓練してください。 

 


「平均・・・単位量あたりの大きさ①」(小5)まずは定義通りに書くといいですよ。

2018-10-22 19:59:35 | 算数の教え方 8

 算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら   

 『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』




「平均」については、大多数の生徒たちは良くできます。理解しやすい、扱いやすい内容ですからね。

でも、今一度しっかりと押さえておきましょう。

平均は定義通りに進めるとスムーズに解けます

ですね。

基本的な問題は、すぐに解いちゃうと思いますよ。定義に入れるだけですからね。

基本問題1

5個のりんごの重さを1つずつ計ると

 230g、255g、264g、280g、241gでした。

5個のリンゴの重さの平均はを求めよ。

(解)

全体の合計 230+255+264+280+241=1270 (g)

よって、平均は 1270÷5=254 (g)

分数の形でもいいですよ。いや、私のおススメは分数の形で慣れることですけど、無理はいいません

さて、次はちょっと応用問題をやってみましょうね。

よく出題される、ある一部が分からない平均の問題です。

問題2

 算数のテストを4回受けました。4回の平均点は76点でした。5回目の点を何点とれば80点になるでしょう。

さあ、この問題も定義にしたがってやってみましょう。

(解1)まずは定義の通りに書く。

(後は①、②を変形していけばいいです。)

ここで、やったこと言えば

 1.定義の通りに書く

 2.等式を変形する

だけです。分数を使うを「両辺に何をかける」かが分かり易くなるので、おススメは分数をつかうことですが、慣れていないお子さんには

(解2)

  4回の平均=4回の合計÷4

    76=4回の合計÷4

    4回の合計=76×4=304

  5回の平均=5回の合計÷5

     80=5回の合計÷5

     5回の合計=80×5=400

  よって 5回目の点は 400-304=96点

と、定義の通りに書き、式を変形すればよいです。

数学(算数)というものは、定義に従えば、自然と答えに導いてくれるものなのです、無駄な抵抗はやめて定義に従いましょう

 

 

 

 


毎日歯磨きするように、勉強できたらなぁ

2018-10-12 20:05:14 | 算数の教え方 8

 算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら   

 『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』



 

週末(金・土・日)の勉強上手くいってすか?

テスト前だけの駆け込み勉強など、単発の勉強の癖ではなく、日々の学習習慣(学習のリズム)を身に付けてください。

学習習慣例

平日:月~木 復習中心の勉強(30分程度)・・・その日の授業でやった問題、ドリル、問題集

週末:金、土、日 応用的な問題へチャレンジ(やや長めの時間)・・・章末問題、総合

勉強は能力以上に習慣が大事です。そして、習慣づけはより早い年齢のときのほうが有利です

小学生で毎日の勉強癖がつくと、大学受験までの時間は

 小学6年生からで6.5年間(6年と半年)

 小学5年生からで7.5年間

 小学4年間からで8.5年間

 小学3年間からで9.5年間

  ・・・

う~ん、いい時間あるな~

私はずーと高校生を教えていたので、

高校入学したての1年生は大学入試までの時間は2.5年間と考えて、指導をしてきました。そうなんです、3年間無いのです。(入学生が学校に慣れるためには最低3か月かかり、大学のセンター試験は3年生の1月です・・3月ではないのです。だから目一杯勉強できて2年と半年です)

そして、時間は恐ろしく早く過ぎ去ります

そう思うと小学生から勉強すると6年以上もあるのかぁ~大きな期待が出来そうですね。

そして、高校生で一番苦労するのが勉強する習慣を身に付けることです。中学までに優秀な成績できた生徒の中には、中学は授業を聞いているだけでそれなりの点がとれるお子さんも多いです。それはそれでいい能力ですが、その少ない勉強量では高校は全く通用しません。高校で大学受験までに学ぶ量は膨大であり、さらに高校は同じ進路を目指す生徒が集まっていますから学力も同レベルの集合ですので、自分だけが出来るのではなく、周りのみんなが同じように出来ます。ここで差ができるのは、勉強し続けることが出来るかどうかです。

でも小学生~中学生までの9年間も勉強の癖のない生徒にとっては、急に毎日の勉強をし続けることが厳しいです。

そして、学習の習慣をつけるにも時間がかかります。

そうすると、大学入試までの残り時間はドンドンと減っていきます

もちろん、その時間は浪人として伸ばすこともできますが・・・・(もう1年、もう2年?)

 

いやいや、今まだお子さんは小学生です。時間を先延ばしにする必要はありません。

今から徐々に、毎日勉強する癖をつけていきましょう。

毎日歯磨きをするように、、、癖がついてしまえば苦痛ではなくなります。

さあ、今日は週末です。毎週末はちょっと長めのいい勉強をする習慣をつけておきましょう