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体育会系俳人のつぶやき

後付けの大義に正義冬の蠅

2005-11-24 08:16:40 | Weblog

23日。勤労感謝の日。

  運ばるるボクサー勤労感謝の日   士朗

結社発足当時の印象に残っている一句だ。
作句開始、投句マニア生活を一年半過ごして、入った結社はやはり異様だった。
投句マニア時代の僕の句はいわば正統派。(ホントだよ)
ま、傾向と対策で、ハイケンのセンセ向けには理の勝った句を送っていたが、……。

でも、零号ではそれほど思わなかったけれど、
創刊号での巻頭付近の作者の句には茫然自失だった。
センセの「秀句評」を読んでも、理解出来ない、納得出来ない句が結構あった。
エライ結社に入ってしまったもんだ、と正直思った。

それから数ヶ月、続けても問題ないと思って続けていた投句マニア生活では、
特選、入選を戴いていたが、結社誌では4句か5句止りだった。(スゴイ傲慢!)
そんなときに出合ったのが上記の句である。
そうか、この路線で行けばいいのか、気が楽になった一句である。
この判断を出来たことで、今、この場にいるとも言えるだろう。

その頃には、支部でも4Mが親しくなっていて、切磋琢磨が始まっていたというわけだ。
僕は、自身の本意でなかったとしても、「4Mの中での個性」を出すために、
結果的には「○○調」に流れて行ってしまったような気がするが、
それを今更どうこう言っても仕方のないことだ。所詮、後付けの理由。

ひとこと、上記の句は、決して「○○調」ではない。
更に付記、「○○調」を正しく定義付ける自信はいまだにない。
ま、媚びている、冷めている、の違いぐらいは言えるだろうけど、……。


一部既報分を除き、一日を簡単に。
ソフトボール8時→16時(昼食は一度行きたかったラーメン屋に。美味かった)。
17時前帰宅。風呂。夕食はホットプレートでねぎ焼。
いいね。風邪の予防、麦酒のアテにもいい。
最近は葱専門の「葱や平吉」なんて店もあるぐらいだからね。
外で飲んだと思って、大瓶3本を飲む。
テレビを見ながら転寝しはじめたら、携帯にTEL。
ちょっと、町内にややこしい問題が起きたみたいだ、やれやれ。
されど、その件は後日(おそらくウチの仕事場か、居酒屋の奥での会議)。
納豆、葱の攻勢にも、23時には就寝。