イギリスがEUから離脱しようとしている。だがイギリス議会は離脱派、合意後離脱派、離脱反対派と別れていてどれも過半数に達していないため、意思決定ができない状態にある。BREXIT(イギリスのEU離脱)は、EUが持つ根本的なシステムが機能しづらいシステムになっているために起こったものである。EUにはEU全体の政策を決定する欧州委員会というものがある。しかしこの政策を実施するのは各国政府である。つまり発案者と政策実行機関とが違うわけで、このようなシステムがうまくいくはずがない。また通貨統合も失敗だ。EU内各国にそれぞれの通貨があれば通貨交換が必要になり、経済規模に合った政策が実現できる。しかし、通貨統合したために、産業の競争力の強い国に富が集中していき、弱いところは破綻することになる。つまりドイツに富が集まる。悪いことにドイツ銀行が破綻寸前となっている。だから、結局EUは破綻する確率が高い。このような状況からしてイギリスのEU離脱は賢い選択であるように思える。
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