ジュラシックパークという映画では琥珀に閉じ込められた蚊が吸っていた恐竜の血液からDNAを取り出し恐竜を復活させていました。これは映画の話ですが現実の話として、琥珀中に8500万年前中生代・白亜紀後期のアリが閉じ込められているのが久慈琥珀博物館で発見されました。発見されたアリは2種類でそれぞれクンノコアリ(クンノコは久慈地方の方言で琥珀のこと)、クジアケボノアリと名づけられました。古代のものが蘇る話としては、2000年前の蓮の種が1971年発見されその種が実際に発芽し現在も繁殖しています。またシベリアの永久凍土に埋まっていたマンモスから実際にマンモスを復活させようというプロジェクトも存在します。琥珀に閉じ込められた8500万年前のアリに思いを馳せていると生命の神秘さに圧倒される思いです。
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