血液検査でがんを発見する方法としては腫瘍マーカーによる検査があります。これはがん細胞の活動によって出てくる物質を検出する方法であるが発見率が20~50%と低かった。金沢大学の医学類は視点を変え、がん患者の血液遺伝子の変化を調べ、約1000個の遺伝子が健常者と違っていることを突き止めた。この方法によると発見率は90%程度になることが予測されている。検査方法は処理した血液をDNAチップに垂らして血液遺伝子の変化をチェックする方法であるが1万円以下の費用で検査できるそうである。
がん自身が遺伝子の変化によって起こる病気であるが、血液遺伝子も変化を起こしているのは興味深い。どの程度の量の血液遺伝子が変化しているのかはわからないが、簡単に遺伝子が変化するものであるということを再認識しました。
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