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個別指導・学習塾 サポーツ京田辺

”勉強”を教えるのではなく ”勉強の仕方”を教えます。 TEL&FAX0774-65-1316

発達障害の子どもの個性に合った教育を!書名運動に協力。

2016年10月28日 | 教育問題
文部科学大臣に、通級指導のための学校教員増員のための署名活動です。
サポーツの講師スタッフが関係する団体の活動で、11/1までに目標を達成したいとのことですのでサポーツとしても協力したいと思います。
よろしければ、下記リンクからご協力ください。
よろしくおねがいします。

https://www.change.org/p/%E6%9D%BE%E9%87%8E%E5%8D%9A%E4%B8%80%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%80%8B%E6%80%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%92-%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%B0%82%E9%96%80%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84

落ち着きが無い子・勉強が苦手な子

2014年09月27日 | 教育問題

個人的に接していると、全く問題ない良い子。

でも、「勉強には向かえない子」っていますよね。

普通にしていると、明るく・やさしく・良い子なのに、学校では、”問題児”になっていたり、ややもすると、発達障害児として支援学級の声がかかったり・・・。

なぜ、その子は、「勉強に向かえない」のか?

もっと言えば、発達障害とは、原因ではなく、状態で診断されるものです。(定義自体が「著しく困難をきたす」ですから。本人と周囲が困るかどうかという問題!?)

そんな「原因」を掘り下げると、実は「見えてない」。つまり、「形を理解しにくい」や「ピントがあいにくい」などの、一般の視力検査や眼科でも見ていない、「視覚認知」の問題があることが多いのです。

サポーツでは、そんな視覚認知の問題のある子を、視機能トレーニングセンターJoy Visionグループに紹介し、専門家による精密な検査及び、特性に応じた眼鏡の作成していただくなどの連携を行っております。

これまでの例としては、

・アルファベットを読むこと自体が辛かった中1女子

・座っていること自体が辛かった小5男児

・妄想的発言ばかりで、会話が成り立たない小6男児

などのケースで、眼鏡処方と、サポーツでの継続的なビジョントレーニングを組み合わせることで、それぞれ、「ほぼ普通の子」レベルまで改善することができ、それまでは、全てイヤイヤやらされるように、反抗的な態度で過ごしていた子たちが、明るく学校や塾に通うようになっています。

それほど極端なケースでなくとも、それまで、どれだけ沢山問題演習をさせても、問題もろくによまず流して成績が上がらなかったが、視覚認知的に、”注目”するトレーニングで『問題を読む』ことができるようになっただけで、「グッと成績が伸びる」ということもあります。

「もっと勉強しなさい!」と叱るのは、”百害あって一利なし”ではないでしょうか。

「子どもの状態をわかってあげる」のが、問題解決の第一歩です。

お気軽にご相談いただけると、幸いです。

※ビジョントレーニングについてのリンク

https://www.youtube.com/watch?v=j7d_Qd0XWTU

※10/19サポーツ京田辺主催のセミナーで、JoyVision代表北出勝也氏にご講演いただきます。お気軽にご参加ください。要申込。

http://www4.ocn.ne.jp/~supports/pdf/seminar.pdf


<転送>発達障がい学習支援のご案内

2012年03月19日 | 教育問題

先日参加したイベント「きょうとキッズフェスティバル」で出会った、

発達障がい支援のNPOさんから、案内が届きました。

健常者・障がい者と聞くと全くベツの存在のように聞こえますが、人の能力とはそんなに分かれるものではなく、グレーな領域を広く考えて捕らえると、互いに有益なのではないかと私は思っています。

もしご興味ある方がご覧になれば、下記連絡先へ直接ご連絡くださいませ。

・・・・・・・・以下転送・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発達障害のある児童および、ことばの発達・

対人コミュニケーション・学習等が気になる子どもを

対象にしたPC学習支援がスタート!

**************************

京大・正高式「ことばのがくしゅう」

**************************

 

京都大学霊長類研究所 認知学習分野 教授 正高信男氏が

脳科学の知見にもとづいて開発されたPC学習教材「ことばのがくしゅう」を

使用し、療育者とマンツーマンで行う学習支援。

 

◆「ことばのがくしゅう」実施要項◆

 

スタート前には子どもの学習上の問題を明確に評価

⇒正高教授が児童のアセスメントを行います。

 

①ゲーム感覚で楽しく学べる音声、画像(静止画、動画)、文字、

文章などが出てくる教材ソフトを使用してPC学習を行う

  ⇒療育者とマンツーマンで実施します。

②子どもの反応に適切なフィードバックを提示することで、

動機づけを促進。

③プリント学習、ゲーム、遊び等、療育者とのコミュニケーションを

通じてソーシャルスキルを身につけます。

 

◆開講日時

【水曜日】4月11日・18日・25日

15:00~19:00

●ホームコンじゅく六地蔵教室

 京都府宇治市六地蔵町並32-13

 

【木曜日】4月12日・19日・26日

●NPO法人 就労ネットうじ・みっくすはあつ ぱうぜ

都府宇治市羽拍子町 89-10

 

【土曜日】4月21日・28日

13:00~16:00

●NPO法人まちづくりねっとうじ・交流サロン

 京都府宇治市木幡南端11番地藤林ビル1階

 

※上記の他、「京町家 さいりん館 室町二条」でも開講予定

 

◆対象者

 発達障害のある児童および、ことばの発達・

対人コミュニケーション・学習等が気になる

小学1~4年生

※場合によっては未就学児、高学年も可。

 

◆利用料

 システム利用登録料(初回のみ)5,000円

 受講料(1回・50分)3,780円

 

◎◎◎●初回体験に限り1回50分・1,000円●◎◎◎

※こせい舎会場で受講の場合のみ

 

開催場所、対象者等、詳しくは下記まで

お問い合わせください。

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お申し込み・お問い合わせ先

NPOこせい舎/中野080-4239-0093
koseisya@mail.goo.ne.jp

 

京大・正高式「ことばのがくしゅう」サイトはこちら

http://kotoba.kscegroup.net

 


東日本大地震から考えること

2011年03月19日 | 教育問題

先日、月例講師研修会の中で、話題にしました。

震災から1週間。これまでに報道されているだけでも、考えられない程の凄惨な状況を知るにつけても、我々ができることは、微々たる額の義援金を送ることくらいしかできないし、むしろ経済への影響という観点では、普通の日常を普通に頑張っていくことが、最も必要なことなのかもしれません。

ただ、特に原発の状況の報道などを見ると、明らかに全ての情報が伝えられている訳ではないはずです。もちろん、全て筒抜けにしてにしまうだけではと、我々庶民はパニックになるでしょうから、情報操作も必要です。

私自身が、理学部地球科学科出身なので、知識を基に”地震”や”放射能”の状況を「何がどのような状況でどれくらいのリスクがあるのか」などと一定理解できるし、TVのキャスターですら、十分理解していないことに気づかされます。

例えば、

地震のエネルギーを示すマグニチュード。これは高校数学で学ぶ対数(log)であったり、

放射能の話も物理で、原子核の崩壊で中性子が放出されるということです。

これらの知識があれば、「安全なのですか?」「危険なんですか?」などという安直な情報を聞くのではななく、「なにがどのようになる可能性があるのか?」といった”理解”ができるはずです。

逆に、日本人の大多数がこういうことを”理解”できるのなら、パニックなどということを危惧くることなく、情報開示ができるはずでしょう。

我々が日々取り組む学習指導という”教育”とは、こういったことを”理解”できる人を少しでも多く作ることが本来の目的のはずです。

単に知識を暗記するだけだったり、偏差値の高い学校というブランドを手に入れることではないと思います。

現実的に我々のような学習塾が、社会に与える影響なんて、ごくごくごく微々たるものかもしれません。

しかし、”教育”ということを仕事に。つまり”生き方”として持つという、自覚と責任をもって、自分のできることを精一杯取り組んでいきたいと思います。

最後になりましたが、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。


たまたま見つけたニュースに言いたい。全寮制大学院!?

2010年12月27日 | 教育問題

このニュースにちょっとびっくり。http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122701000259.html


いったい誰が、何を教えるのか?
社会のリーダーを大学で作れるのか?
そもそも、「リーダーシップを教えてもらおう」と考える人が本当にリーダーになれるのか?

正しく現状把握ができ、目的を明確にし、決断して実行するのがリーダーでは?

今の日本社会を正しく現状判断するためには、大学とか役所からは見えないものを見るべきでしょう。
それを、全寮制で指導できるっていうなら、その指導者さんが、リーダーとして今実行して欲しいものです。

教わるよりも、学びに、社会経験を積むべきではないでしょうか?
子供手当てとか、普天間移設とかレベル、もしくは2000円札レベルで
うまくいくわけない!施策だと思った次第です。

「発達障害」の講演会に行ってきました。

2010年11月06日 | 教育問題

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最近言われる「アスペルガー」を含む広汎性発達障害の特性は・・・

・言葉を耳で聞いて理解するのが苦手⇒目で見て理解するのは得意

・抽象的で曖昧な事が苦手⇒具体的で明確なことが理解できる。

・経験していないことを想像するのが苦手⇒経験を記憶するのは得意

・言葉通りに解釈する。柔軟性に欠ける⇒論理的で正確さがある

・全体をまとめるのが苦手⇒部分に注目するのは得意

・関心興味の幅が狭い⇒興味のあることには集中する

・応用と手抜きは苦手⇒習得したことは律儀に行う

なのだそうです。

これらの特性。私自身に当てはまるもののありますし、「障害」言ってしまうと、とんでもなく大事に思ってしまいますが、程度の差はあれど、まさに「個性」ですね。

もちろん、私は医師でもありませんし、障害児教育をしているわけでもありません。

しかし、人それぞれの「個性」を理解するためには、「普通こうやろ!」という決め付けや、「頭が良い(悪い)」といった大くくりのレッテルではなく、能力の部分部分での特性を受け止めて理解できるように、学んでいかねばならないと思っています。


「考える」を知る

2010年09月08日 | 教育問題

最近小学生の指導をしていると、学校の通知簿で4とか5を取っている生徒ですら、

3桁以上の大きな数や小数の割り算になったとたん、とんでもない間違い方をしたり、

文章を読んでも「誰が」「何を」ということ自体を読み取れず、勝手に想像して適当に答えたりすることが非常に多くなっているように思います。

もちろん、昔から勉強が得意でない”普通の小学生”はそんなもんという前提で指導してきましたが、まさに、”指導要領3割減世代”の怖さを感じます。

この問題は、知識の有無の話や勉強量の話ではなく、日常生活にも影響するはずです。

「やる気が無い」と言われてしまう生徒は、「”考える”ということ自体を知らない」つまり、直感でしか行動できないから、「何をしていいのかわからない」と考えると理解してあげられるようなことも多いです。(とか客観的には言えますが、私自身が親としてわが子に対しては、そんな低いレベルとは感情的に思えないので、うまくいきませんが・・・)

「数学なんてできなくても生活できる!」なんて数学が苦手な人の言い訳はよく聞きますが・・・

たとえば「計算ミスが多くて方程式が解けない」というのは、「決まった手順で正確な作業ができない」ということですよね。

数学とは、そういうことを学ぶための科目じゃないでしょうか。

今の学校では、

小学校低学年で「5-3=2」などと足し算引き算すら”暗記カード”で指導されています。

そこからは、ケーキ5このうち3こ食べたら2こ残ったという”理解”ができる生徒はどれだけ生まれるのでしょうか?

もちろん、学校の先生大変だとは思いますが、決して「教えやすい」という判断基準だけで、指導方法を選ばないで欲しいなと思います。

私は結果的に、現状で理想の教育に取り組むために、「自分が塾をつくる」という方法を選びましたが、

もともと「塾が不要になるくらいの、教育を学校がすべき」というのが究極だとおもっています から。。