昨日まで休日勤務だったので、今日は代休日だった。
昨日までの疲れも取れたので、仕切り直してネットワークスペシャリスト試験に励む。
今まで、過去問を何度も解くということを基本に学習を進めてきた。
これまで合格してきた試験区分はこれで太刀打ちできた。
しかし、ネットワークスペシャリスト試験だけは少しやり方を変えてみることにした。
この記事にも書いたが、この試験区分は知識量がものをいう試験ということ。
ただ過去問題を解いて自己採点をするだけではもったいないと思い、
問題文に出てくる何気ない文章の中を深堀しながら理解を深めることに挑戦している。
この気付きを与えてくれたのは、以下の書籍だ。
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1年分の午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験を隅まで解説している珍しい本である。
例えば、ホテルなどのサービスで利用できるビデオオンデマンドの問題が
平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 で出題されている。
お客さんの迷惑にならず、営業継続できる中でビデオオンデマンドの
サービスを開始するにはどういうネットワーク構成がいいかという趣旨の問題だ。
この問題で、製品P、製品C、製品Vという製品比較が登場する。
これも意味があるのである。
電力線を使用したPLC製品、ケーブルテレビの同軸ケーブル(Coaxial)、
VDSLの頭文字なのだ。
試験問題状のホテル側の要件で最終的にはV製品が採用されるのだが、
製品選定の過程でPCL製品よりも同軸ケーブルの方が優位な理由な何かなど、
具体的なケーブル(OSI基本参照モデルの物理層)の仕様や特性が問われるのである。
この数行の中にも3つの基礎知識が求められるのである。
ネットワークスペシャリスト試験が難関で高度区分に属する理由がよく分かった。
この勉強法は時間がかかるかもしれないが、実務でも役に立つはずである。
そうこうしているうちに、4/17の本試験まで3か月となっているではないか、、、
新たな刺激をもらった1日なので、この刺激を大事にしてまた頑張っていこう。
しっかりと積み重ねを続けていきたいと思う。
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