偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

積極的に「手遅れ」をみつけにいく~岡田晴恵

2020年03月10日 18時09分23秒 | ◎ツッコミ思案neo
 あの小泉進二郎氏のセクシー発言のとき「セクシー」という単語自体には違和感を感じなかった。
というのも

Hal Varian, the chief economist at Google, is known to have said, “The sexy job in the next 10 yearswill be statisticians.
(あのグーグルのチーフエコノミスト、ハル・ヴァリアンが言うことにゃ「今後10年の何ががセクシーな仕事かっていったらそれは統計学者なのさ」とな)

とか
ハーヴァードビジネスレビューの
Data Scientist: The Sexiest Job of the 21st Century
(データサイエンティスト:21世紀もっともセクシーなシゴト)

というフレーズを見聞きしていたからだ。
統計学はビッグデータ時代にも有望なのは間違いない。
よくスパイ映画とかに出てる粗い画像の解像度をアップさせる装置
だいたいは誇張されたインチキだが、
スパースモデリングという技術はまさにそれを実現するような技術で、
短時間でMRIが撮れるなどの応用範囲はひろがる。
なんか統計学というと地味で実用性の想像しにくい分野だろうが、
あらゆる先端な現場のウラにも統計学の活躍がある。
さて
橋本徹氏については「行列~」で弁護士のくせに嫌煙権を全否定するのを見て以来、まったく共感ポイントはなかったのだが、今回のコロナウィルスへのコメントではじめて意見があった気がした。
まず、
「インフルのほうが実際、人死んでんだから、ここは同じ扱いにして自粛はしすぎない」
というのと
「統計学」という語を連発しているところ
感染症に立ち向かう「疫学」と言う分野があるけど
まさに統計学を応用した方法論だ

 実際のところ、今回はまだ統計的手法が生かされていないように見受けられる
あの専門家のなかに
データサイエンティストとか
行動学のエキスパートはいるのだろうか?

ここで岡田晴恵さんの登場です
氏曰く
積極的にホンタイを見つけにいきましょう!
東京とか、大阪で無作為に10000でも2000でも検査する
●ほんとうは罹っているけど症状が出ない人
●軽い人がどれだけいるか
●コロナだとわからずに肺炎のひと
●症状の重い人が
それぞれどれだけいるか?
つまり診療のための検査の他に
政策をきめるエビデンスをとるための検査が必要だ
重要なのは
市中感染率と重症化率
市中感染しているところでは
自粛はもはや意味はない

さて、ここで、あの「対策のゴール」を表したフリップに再注目
目指してないほうの曲線って
感染数もぶわっとあがるけど
収束は逆に早目だ
「若者は全員感染して免疫つけよう」と発言して東国原氏に暴論とつっこまれていたが
あの「山中x尾身動画」をよくよく見ると
集団免疫という出口もありだということがわかる
五輪のせいなのか
やたらと封じ込めにこだわって
数字をとろうとしない
エビデンスを示そうとしない
政府のやりかたは
恐怖や閉塞感が増すだけだ
単純に破産続出したら感染症よりむしろ平等に重篤化する
インフルでもひとは死ぬ
交通事故でもゼロにはできない
でもこのまま長引いたら…







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