ジャニーズWEST小瀧望の台宙失敗のむこうに見える日本の闇

　　　

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フジテレビ「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」でジャニーズWESTの生配信ライブまでの裏舞台というのをやっていたが、これが日本一金のある:芸能事務所のやることかと愕然とした。
　1.5メートルの台の上から後方宙返り降りをする「台宙」の練習というのをやっていたのだが、補助してくれるおじさんはいたものの専門のコーチらしき人物はいないまま、ただただ、ひたすら気合いだけで反復練習をしているようだった。
　小瀧は初期段階であきらかに脚力不足が見てとれた。典型的な「ケガをしやすいタイプ」だ。他の二人は着地位置もまあまあ安定していて最後は深く沈む姿勢になるので衝撃は吸収できいてるようだったが小瀧は着地も安定しないうえに足でふん張っているから腱に関節に骨に衝撃受け放題の様相。実際、ビリビリきてたらしく「痛い」を連発していた。
　「衝撃吸収」と念仏のように唱えその試行錯誤も1.5メートルでやってることにまず驚く。ここは低い位置から膝のクッションへの負荷を確認しつつ次の試技へフィードバックしていくのが筋というもの。多分、途中で「あ、やっぱ脚力足りないからムリかも」と気づけるはず。もちろん体操競技またはアクロバットに特化したコーチとトレーナーをつけるべきだ。（なぜかドクターだけはいたようだ）
　かくしてかれは足を痛めて戦線離脱してしまった。

　この件について美談のように語るネット。感動が薄れるとかいって高校野球の球数制限に反対していた女性ファンのことがふとあたまをよぎった。

…なんかこの国こえー。