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野鳥に出会えてしあわせ気分

家の近くでカワセミを見かけて始めたバードウォッチング。これまで出会えた野鳥たちの記録です。

コヨシキリ(野付にて)

2006-08-07 22:13:19 | 野鳥に会う旅
コヨシキリも近くで見ることができました。
囀りを披露してくれませんでしたが、
白い眉班の上の頭側線(黒い線)の特徴をはっきり確かめられます。






この鳥も近くに雛がいるのか小さな虫を嘴にくわえていました。
(上の写真がわかりやすいでしょうか?)

野付にて

2006-08-06 21:43:18 | 野鳥に会う旅


お花も色々咲いています。
歩道を歩きながらお花の記念撮影をしていると・・・




「ピピピピピィーーッ」と鳴く声がして、シギ・チドリの群れが飛んでいきました。
水際までかなり距離があったのですが、メダイチドリやキョウジョシギ、キアシシギの姿を確かめることができました。



さらにお花を見ながら歩いていると、歩道のすぐ脇で聞き慣れない地鳴きのような少し強い声が・・・。

じっと目を凝らしても姿は繁みの中でよくわかりません。

しばらくじっと佇んでいると・・・。
視野の中で動く者が・・・。




とても幼いお子さま!巣立ちしたばかり?



なんてカワイイのでしょ!
そしてまたしばらく佇んでいると・・・




さらに歩道の反対側にも兄弟が・・・



いったい誰の子?と辺りを見渡してみると、
少し先、6・7メートルぐらいの所にノゴマのお父さんが盛んに餌を捕っていました。

そう言えば足の付き方はノゴマのようですね。

ノゴマなのかな?
なんせノゴマのお子さまにはまだお目にかかったことがありません。




こちらもノゴマ若者?
この手の若鳥が観光客が歩く合間をぬって、
歩道上を右へ左へとまるで野ネズミがちょろちょろ走るようにすばしっこく歩いていました。


こちらはカワラヒワ。
北海道へ来てから行く先々でよく見かけました。




                  野付の野鳥、まだ少しあります。また明日♪




野付半島へ

2006-08-05 21:49:23 | 野鳥に会う旅
今回の旅で、絶対に訪れたかった所はこの野付半島です。
半島と言っても、ほぼ全体が湿地でここはラムサール条約にも認定されています。
咲き誇る湿原性の花の美しさもさることながら、
あまりにも広大な風景は観光客が少々多くても雄大さはあせることが無く、
大自然の寛容さを感じさせられ、何度でも歩いてみたい所なのです。





半島の先端部に近いところはちょうどノハナショウブが一面に咲き誇っていました。聞いたところによると、ほんの二日ほど前から一気に開花したそうです。





8月というのに、半島のいたるところで鳥たちの囀りを聞くことができました。

シマセンニュウ 
念願かなって初めてお目にかかることができました。
ホオジロの囀りをもう少し太くて流れるようにした感じの美声でした。
思う存分に聞かせていただきました。




オオジュリン。
なにかとてものんびりとした歌いっぷり。
首をふりながら歌うんですね♪




そして、この鳥も♪



タンチョウ
湿原をのんびり歩きながら、一生懸命何かをついばんでいました。




ハマナスの花


野付半島の野鳥たち、もう少し続きます。また明日。


知床は・・

2006-08-05 21:18:42 | 野鳥に会う旅
次の日の朝もよい天気。
この日は知床峠経由で野付半島をめざします。





知床岬に近づくに連れ、羅臼岳が眼前に近づいてくるのですが、
す~っと雲が流れてきたかと思うと、一瞬にして羅臼岳は視界から消え、
知床峠に到着した時には・・・・




濃い霧に包まれ、風も強く野鳥の気配は殆どありませんでした。それでもノゴマが一羽だけ挨拶に来てくれました。
こんな高いところにもノゴマはいるのですね。





峠をだいぶ下ると霧が少し晴れました。
道路脇に目をやると、まだ少し雪が残っていました!




そして・・・



エゾジカさんがお出ましに。
つぶらな瞳がなんてチャーミングなんでしょう!





道中でアマツバメをよく見かけたのですが、ここではまた違うツバメが・・・

動きが速くて正体がわかりづらくカメラで追いますが・・





その場ではよくわからず、帰ってきてから画像を見た感じではイワツバメのように思います。


原生花園にて

2006-08-04 21:59:43 | 野鳥に会う旅
次の日、道東と言ったらやはりまずはここへ。
原生花園へと向かいます。
数年前に職場関係の団体旅行で訪れたことがあるものの短時間の滞在だったので、
ぜひとも時間をかけてまわりたかったのでした。


道路脇にスズメらしき鳥がいたら要チェック。
ニュウナイスズメかもしれません。


出発してからそれほど時間が経たないうちに・・・いました♪



少し幼いコです。親子かな?



間もなくワッカ原生花園に到着しました。



*写真はワッカ原生花園の方からネイチャーセンターをのぞんでいます。

            ワッカ原生花園とは


お花の最盛期は過ぎ、少し乾燥した感じですが、
ハマナスなどの灌木が生えた草原で子育てをしている夏鳥たちがいます。


早速見つけました。

ノゴマ♂






ノビタキ♂



ノビタキ幼鳥




聞き慣れない囀りが聞こえてきた先をよく見ると・・・



コヨシキリです!初めてお会いしました♪

短い夏・・・寸暇を惜しんで必死に子育てする小鳥たち。
どれもわたしの地域では渡りの時期に運がよければ見られる鳥なのですが、
ここでは驚くほど密度が濃く、歩いていく先々で見ることができました。


ワッカに続き小清水原生花園にも行ってみました。
ワッカでは見ることができなかったシマアオジ・シマセンニュウに出会えるかもしれないからです。

国道をビュンビュン走る車に気をつけながら歩道をずっと歩いて見たのですが、
ちょうど風も強くなり双眼鏡で見ていても視界が揺れてよく見えないくらいでした。

鳥の動きもピタリと止まってしまったのでした。

ホオアカ




延々うろうろと歩き回っているのを気にされたのでしょうか。

原生花園駅の駅長さんが話しかけてこられました。

胸の辺りを見ると自然解説委員の名札が・・・。

ご自身も少し鳥を見たり写真を撮ったりされているそうで(専門はお花の方なんだそうです)、

この後、熱心な鳥談義をお聞きして、この日の鳥見を終えたのでした。



             つづく

北へ

2006-08-03 21:46:32 | 野鳥に会う旅

7月28日、わたしも鳥になり・・・はるか北の地をめざします。



無事、この日宿泊するところに到着すると、玄関前の車寄せで出迎えてくれたのはこの鳥でした。


「いらっしゃい!」






ゴジュウカラです。

木登りが大の得意で、上に上がるだけでなく



逆さまだって、このとおり♪

さい先いいですね。
荷物を部屋に入れた後、日没までに時間があったので外を少し歩いてみました。

す、すると!頭上を飛ぶのはなんと!






な、なんと、いきなりオジロワシ様に出会ってしまったのでした♪

                              つづく