
フェリーで忠海から大久野島に渡りました。
車両は乗り入れ禁止の島。
なのでのんびりしています。
唯一島を走っているのは、国民休暇村の送迎バス。
ゆっくりのんびり走って運転手のおじさんが島の説明をしながら送迎してくれます。
のんびり走るのにも理由があって、島には野生のウサギがたくさんいるからなんだそうです。
休暇村のまわりは南国ちっく。
この島は、かつては日本の毒ガス工場として地図から消されていた島だったのです。
それは、戦時中に軍事機密とされていたからです。
この島には毒ガス資料館(入館料100円)があり、その歴史や、毒ガスの被害の悲惨さや、
そこで働いていた人達の記録などが展示されています。
痛々しいものもあったり…。
今は島中をかわいいウサギたちが走り、海や景色もキレイで、のんびりした島なのに、当時、人を傷つけるための毒ガスという兵器が製造されていたとは想像もつきません。
でも、この資料館は見ておくべきだと思います。
とくに若い人はこれを見ていろんな事を感じるのではないでしょうか。
私もやはり戦争はいやだなと改めて思いましたし…。
平和について考えることのできる島。
でも、楽しいところもたくさんあるのが大久野島。
ウサギたちと戯れるのも今回の旅の目的でもあります。
ウサギ編へつづく…
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