このところ子供の入学関係や何やらで毎週名古屋に戻っていたが、今週からしばらくはまた東京での楽しい中年シングルライフが続く。
今日、日曜日の東京は肌寒いくらいの天気だが、ぽかぽか陽気の昨日の土曜日は久々に東京の街を歩いてみた。午後、住んでいる深川から錦糸町方面へ出発。錦糸町~隅田公園~浅草寺~浅草橋というコースを歩いて廻った。
途中、錦糸町から春日通を本所一丁目に差し掛かると…
お気楽な窓際生活
なんとまあうらやましい生活!
でも、隅田川ウォークを始めると、そこには傍らのブルーシートから同じような人々が出てきて同様の姿を見せていました。
吾妻橋から桜橋
まで川沿いに北上し、折り返して
東部伊勢崎線の橋梁を横目で見ながら浅草寺方面へ歩く。途中で目に付いたのが、Topの写真「ウミネコ(?)のひと休み」桜見の喧騒から明けた隅田川の、のんびりほのぼの風景です。
浅草寺周辺は、いつ来てもお祭り騒ぎで観光客がいっぱいだが、この街で最近、安売り靴屋の進出が目につくようになってきた。
このあたりはもともと皮革製品のメッカで、自分自身もこの街には何度も足を運んでいて、靴屋が多いことは多かったのだが、アウトレット店が大変な盛況となっている。女性もののミュールやパンプスならデザインはともかく300円くらいからあるのだ。
自分自身は
バッグ出身だが、バッグ屋さんは特に目につくわけではない。
ひとつは皮革の街であるから、皮革製品を扱いなれた人たちが、もともと居た会社をスピンアウトしているのではないかと思える。そして靴はサイズの問題はあるものの流通段階の梱包の手間はバッグよりかからない。
対してバッグはここ数年の革離れのおかげで、需要そのものが縮小傾向にあるはずだから、手間のかかる流通コストをかけてまでマーケットが成り立たない。あと、かかわってきた人間の実感として、バッグはデザインの自由度が高い分、当たりはずれの幅も大きくなり、売れないとなると徹底的に売れないという難しい商品なのだ。
で今回、歩き回っていて、思わず物欲のムシが…
買ってしまいました。
知っている人は知っているのだが、私結構、靴フェチです。(高額なものはあまり買いませんが…)バッグも好きだが、幸いな事に女性ではないので楽しくない買い物はしない。ちなみにこのブロックパターン底のアウトドアライクなKブランド牛革スニーカで税込2,100円です。作った職人さんに申し訳ない。
買い物の後、浅草の繁華街を少し離れて浅草橋方面へ歩いて行くと、やはりあちこちに靴関係でこだわりのお店がポツポツ出来ている。
良い方向に進めばいいが、一年後この中で何件残っているのであろうか。
健闘を祈るのみだ。