この数日、「フラワー・オブ・ライフ」のハイアーセルフ、ロウアーセルフについてを読み返しています。と言っても14.5年前に読んだっきりで、ほぼ忘れていました。ドランヴァロが「ロウアーセルフ 」について書いていたのか、と驚いたほどです。
そのきっかけになったのは、八ヶ岳から帰って数日経った時、下腹部に立方体がクッキリとあられたのです。チャクラより大きく7・8センチくらい。
そして「開きなさい」と、さらに「地球」と繋がらないと開かないということでした。
朝陽を見ながらアーシングして呼吸する。祈る。 ことをしていましたが、10日の夜の瞑想時に、「ハートの聖なる空間」に入りたくなったのです。ハートに入るといつもより暗く感じた。室内の様子がわからないので、さらにタイニースペースに向かうことにしました。
タイニースペースに入るといつもと同じ宇宙空間に出た。そこでハイアーセルフに呼びかけると、瞬時に小さな太陽のような球体が現れました。なぜ正六面体があられたのか? どのような意味があるのか?質問しましたが、特に言葉では何の答えもなかったので、また元の部屋に戻りました。
すると驚いたことにいつもの景色が一変していたのです。美しいお花畑と、遠くに紫色の山脈が見えていた。お花畑にはたった一人で、小さな女の子が遊んでいた。どこか寂しそうな様子で、、、うつむいていて、顔をあげようとしない・・・
”あ! 私のロウアーセルフ !!” という言葉が内側から湧き上がってきました。思ってもいない言葉でした。すると、少女は顔上げて立ち上がったのです。それはどことなく幼い頃の私に似ていた。5,6歳くらいかと思います。
「今まで気づかなくて、ごめんなさい。寂しい思いをさせたわね〜」と話しかけると、透明な正六面体が開いて、解放されたのです
少女はみるみるうちに変容していき、花の精霊のように透明に光り輝いて〜〜、お花畑で踊ったり飛び上がったりして、無邪気にはしゃいでいました
私は言葉として「ロウアーセルフ 」は知っていただけで、ハイアーセルフにつながれば、すべてOK、と思っていたのです。でもインナーチャイルドとロウアーセルフ に先ずは繋がらなければならなかった。そのことをハイアーセルフが、立方体という形で教えてくださったのですね!!
(正六面体は第1チャクラ。根のチャクラです。)
以下、ドランヴァロの「フラワー・オブ・ライフ」第2巻の、ハイアーセルフ・ミドルセルフ・ロウアーセルフについて、ポイントになる一部だけ書き出しました。 お時間のある時にでもお読みくださいね。
ドランヴァロ・メルキぜデク著「フラワー・オブ・ライフ」第2巻16章
『三相の自己』より抜粋
私たちはかつて「宇宙の一なる存在」とつながっていた。
アトランティス時代「転落」が原因でみな自分のハイアーセルフと切り離されてしまった。
ハイアーセルフとは、別の次元に生きる高次の意識レベルをいう。ハイアーセルフは、一人だけではなく、さらに高次のハイアーセルフたちにつながっている。さらにそれより大きく、広範な領域をカバーするハイアーセルフがさらなる次元に存在するのです。
誰もが個々の内にある全意識レベルに同時に存在できるという可能性を持っている。
「転落」から時を経て、ハイアーセルフたちとの交信はまばらで間遠なものになったが、ハイアーセルフはみな私たちの目覚めを待っている。
もう一度自分のハイアーセルフ繋がるというのは、チャネリングやそうした性質のものではありません。あなたの本質とスピリットが、再びそれ自身と結びつく事なのです。
私たちには、ハイアーセルフ(高次自己)と、ミドルセルフ(中位自己)と、ロウアーセルフ (低次自己)という、3つの相がある。
人はロウアーセルフ に繋がってからでなければ、ハイアーセルフと繋がることはできない。スピリットは天に上昇する前に、まず下に降りて行かねばなりません。
『ロウアーセルフ 』とは何か。
ロウアーセルフ とは、私たちの「無意識」のことです。
ここでいうロウアーセルフ としての無意識は地球上すべての人とつながっており(ユングのいう集合無意識です)しかもあらゆる人の無意識を非常に深く知っているのです。
それは現在地上に生きている人だけではなく、過去に生きていた人、未来の地球に生きる人の無意識も知っています。私たちの「潜在意識」も、たしかに過去や未来について、少なくとも地球に関することなら詳しく知っています。
しかしロウアーセルフ はそれに加えて、人間だけでなく地球上のあらゆる生命、すなわち息づく生物圏全体を把握しているのです。ロウアーセルフ は完璧に記録しています。またロウアーセルフ は生きていて、一人の存在としてあなたと出会ってコミュニケーションすることもできるのです。
それは「母なる地球」自身にほかなりません。「母なる地球」こそ、私たちのロウアーセルフ なのです。
自分のロウアーセルフ とつながるためには、地球を愛し、地球と遊ぶことから始めなければならないというのが世界中の先住民族の信ずるところです。
大人たちの教養やその知的思考、権謀や策略などはすべて「母なる地球」とつながるためには何の役にも立ちません。
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毎日何時間も瞑想したり、ほかにいっさい何もしないで「母なる地球」とつながる試みだけに没頭することもできるでしょうが、それらは大抵時間の浪費に終わります。一生懸命がんばって努力すればするほど、何かが起こる可能性は低くなるようです。なぜでしょう?「母なる地球」はあなたの内なる無邪気な子供としか結びつかないからです。
ご存知の通り、私たちは「母なる地球」を知って意識的につながるという道を失ってしまったのです。もしあなたがここから先に進みたいと思うなら、あなた自身のインナーチャイルド(内なる子供)を思い出し、生かしてやらなければなりません。イエスも言っています。「心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国に入ることはできないであろう」マタイ18・3
自分自身を見てみましょう。私たちの大人の側面、つまり自分は分かっている、知っていると思っているぶぶんです。もしかするとあなたは世界的に著名な大学の修士号や博士号を持っているかもしれないし、その道でのエキスパートとみなされているかもしれません。また有名人で、世間から非常な尊敬を集めているかもしれません。しかしながら、もしあなたが「母なる地球」を知ろうとするなら、それらはすべてみな脇に置いて、きれいさっぱり忘れなければなりません。「母なる地球」はそんなものに何の興味もないのです。
彼女は子供が大好きです。あなたの内に存在する子供のような健全さや無邪気さが、大人というがらくたの仮面を突き破ってあふれ出てくれば、あなたの霊的生活には本物の何かが始まるでしょう。
では、あなたの場合はどうでしょう。たとえば会社や学校で、今日はもう家に帰ろうと思います。そしてポケットに手を入れて車の鍵を探ります。その途端もうあなたの心は未来に飛んでいます。すでに車とか帰り道の事を考えているのです。そして車に乗って発進させるやいなや、また心は未来へ飛びます。
家までの道路のこと、夫や妻や恋人、飼い犬や猫のことなどを考えていて、その時あなたの目の前にあるものはほとんど目に入っていないのではありませんか。あなたは相変わらず未来か過去にいます。ところが私たちが真に何かを体験できるのは現在においてだけなのです。
ほとんどの人にとって現在とは往々にしてあまりにも苦痛なため、関わりたくないのです。
その時あなたは車を運転しながら、周りにある美しさが目に入ったでしょうか。 沈む夕日を見ましたか?空にふんわり浮かぶ白い雲を見ましたか?
大気のかぐわしさを感じましたか?それともあまりに大気汚染がひどいため感じないようにしているのでしょうか。自然界の色彩の驚くべき美しさに気がついたでしょうか?母なる地球への愛を感じましたか?家まで運転するのに必要な感覚以外、何かしらの感覚機能を使いましたか?ここが問題です。
私たち大人としての生活は正気を失い、人間の可能性の影を生きているにすぎません。
子供達が自然を体験しているところをよく注意してみたことはありますか。子供たちは、まわりの世界の素晴らしい美しさにわれを忘れて夢中になり、時にはまるで別世界に行ってしまったかのようです。あなたも思い出しませんか?
あなたが「母なる地球」であるロウアーセルフ とつながりたいと思うなら、あなた自身のインナーチャイルドを探し出して、もう一度子供にならなければなりません。そして「母」と遊び、歓喜し、本当の意味で生きる事を楽しんでください。つまり喜びあふれた人生を生きる、ということです。別におかしな音を立てるとか、しかめ面をするとか子供っぽい仕草をするという意味ではありません。
もちろんそれが真にあなたのハートから湧き出た行為なら別ですが。つまり他かの誰かがあなたに対してこう生きるべきだと考えるようにではなく、あなた自身が本当に生きたいように生きるのです。そうすれば必然的に人々や動物や他の生命を思いやることになります。それはあなたに何かいいことがあるからではなく、ただつながりが感じられるから、自然とそうなるのです。
ロウアーセルフ との間に真のつながりが築かれてはじめて、ハイアーセルフともつながることができます。そしてあなたにその準備ができたかどうかを決めるのは「母なる地球」その人なのです。「母なる地球」があなたに準備ができたのを感じとったとき、ハイアーセルフというあなたの崇高なる側面に引き合わせてくれるのです。どれほどの力や決意をもってしても、またどんなに懇願したり涙を流したり、自分を憐れんだりしても、そこに達することはできません。愛と、純真無垢と、きわめて大きな忍耐だけが、あなた自身の道を見出せるように導いてくれます。チャレンジ精神を忘れないでください。「母なる地球」とつながろうとすることすら忘れるべきでしょう。頭でなく、ただハートから人生を生きることが必要なのです。そうすれば思考も、ハートの統制下で機能するようになっていきます。
セドナのドランヴァロへ、
心からなる愛と尊敬と感謝と共に〜💚💜