星色のマドンナ

   スピリチュアル・神社。
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大和しうるはし

2009-11-16 22:39:57 | スピリチュアル

 桜井市の巻向遺跡、三世紀の地層から巨大建造物の跡が発掘されたそうで、その近くには箸墓もあることから、邪馬台国の卑弥呼の宮廷跡の可能性があるらしい・・・

 

 そういう情報はまったく知らなかったのですが、先月末に桜井、山の辺の道あたりを訪ねて来た。

箸墓の横をすり抜けて、巨大な鉄の大鳥居をくぐると間もなく、三輪山のふもと、なつかしい大神神社がある。

誰も参拝者がいない、夕刻の神社もいいものだ。何年ぶりだろう・・・ ご神体山の三輪山に向かって手を合わせた・・・

 

祈りのことばが出てこない・・・

 

 私は、いつのころからか、自分の想いで祈ることを止めている。自然に祈りの言葉があふれて来た時が祈る時・・・

 

そういえば、今度の旅は特にテーマがあるわけではない。楽しむ旅だった~

これでいいのだ。 こころが急に楽になるようだった。

 

狭井神社は薬井戸といわれる、霊水をたっぷりといただきました。 濃い土の匂いと少し鉄さびのような味がする。

神社の近くに小高い丘の展望台があって、山の辺の道や大鳥居、耳成山が見える・・・ちょうど陽が沈むところで、本当に、倭の国、という感じなのです・・・倭は国のまほろば・・・

もしかしたらヒミコも同じ景色を見ていたかもしれない。

 

 三世紀には、もちろん無粋な大鳥居や、箸墓もまだなくて、そのかわり夕餉の支度の煙が立ちのぼっていたりして・・・

  

実はその丘の上に、古い柿の木がありまして、甘くてとてもおいしかったです~ 日没の写真を撮りに来ていたおじさんが、柿の木は折れやすいんだよ~ってご忠告下さってのですが、ワタクシ、木に登ってユサユサ・・・

伝説のヒミコはロマンチストだったかも知れませんが、わたくしは(友人もですが・・・)ちょっと、柿が・・・

 

 帰りがけに、白く輝く方が来られて、白い鹿に乗っておられたました。どなた様かわからないのですが・・・、そういえば、お尋ねすればよかった・・・

 

先日、何気なく韓国のドラマ「太王四神記」を観ていましたら、「白い鹿が出ると、国に慶事のあるしるし」とか・・・

懐かしい三輪山のふもとをゆっくり歩きながら感じたことは、ハートが温かくなったことでした。

私にとって三輪山はハートのチャクラに反応する山なのだと、はっきり感じ取れました。

それから大和路は、いつ行っても自然に出てくる詩がある。ヤマトタケルの美しい詩です。

           

           大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和しうるはし

 

 

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