大相撲

大相撲についての想い

影と光

2007-04-04 21:53:03 | Weblog
数人の日本人も含む期待の若手グループが幕内にできつつあるが、他方で、一時の不調というよりは、力自体が落ち気味だなあと最近感じる人もそれなりにいる。以下に挙げる人はそういう風に見える人のうち主だった人たちだが、いずれも特色ある力士なのでこのまま下り坂にならないで何かきっかけをつかめるといいのだが。

旭天鵬:三役・幕内上位常連だったのだが、三役は遠く、幕内上位でも勝越しが覚束なくなってきている

普天王:幕内上位がぎりぎり指定席だったが、周囲の若手が伸びてきている中、相対的に成長スピードが鈍っているのか精彩がなくなってきて家賃が高くなっている。稽古はよくできていると自分でブログで書いているのにも関わらず結果が伴わない模様

高見盛:どの枚数にいても毎場所千秋楽くらいまで勝越し・負け越しが決まらないが、負け越すことが多くなってきている。体重はもともと軽めの人だったが最近体重増えてきているのに星が上がらないのは、地力自体が落ち気味なのではないか。右四つがキレがなくなってきたので左四つを狙うことが多くなっているが、それが逆効果となってさらに成績を頭打ちにしている

岩木山:首の故障はあれど、横綱ですら手こずるかも、とかつては期待ができる存在だったが、そういうオーラがなくなってしまった

片山:幕内と十両のエレベータが定位置だったのが、十両でも勝てなくなってきている。柔らかい股関節とは裏腹に硬い動きでばったり前に落ちる相撲が多いのが相変わらずで、改善の傾向も見られず、相撲も押し相撲なのか四つ相撲なのか中途半端になってきているようだ

大真鶴:新入幕で大負けして以来負け癖が抜けないようで、気がついたら十両下位で勝越しがやっとの力士になっている。最近は体を生かした馬力もあまり見られない

大雷童:十両上位まできてさあこれから、どこまで化けるかと思っていたらずるずると負け始めて幕下上位でも勝ち越せなくなってきた。怪我のためならよいが事情は不明。安芸乃島の指導力で盛り返してほしいのだが。

若兎馬:今幕下でくすぶっているのは初場所の怪我をひきずっているのか?いずれにしても少しずつ指定席が下がってきているのは確か。

しかし、おそらく忘れちゃいけない「力が落ちてそうな人」の筆頭は横綱か?