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転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

読み合いは時として、身を滅ぼすものだ(ダグリス談)

2005-04-03 03:09:19 | コラム
今回はアヴァロンの話ではなく、ゲーム一般についての話です。

「読み合いが熱い」…カードゲームに限らず、色々なゲームでしばしば使われるキャッチフレーズです。
この「読み合い」を売りにしたゲームは「三すくみ」の要素を盛り込んだり、
二択になるような技の組み合わせを入れたりして、
「公平な駆け引き」を強く主張しています。
相手の手を「読み」、勝ったときのボーナスと負けたときのペナルティーを考慮した上で自分の手を決める、
ある種の「じゃんけんグリコ」が「読み合い」の本質といえます。

一方「読み合い」の要素の全くないゲームというのも存在し、
例えば囲碁や将棋といったボードゲームがそうです。
これらは純粋に戦略で勝負が付き、
「読み合い」の入る余地は全くありません。
ただそれ故に基本となる定石や戦法が組み立てられ、
結果非常に高度な戦略を必要とするゲームとなっています。

結局のところ、ゲームにおいて「読み合い」は必ずしも重要ではない、
むしろゲームの戦略性を減殺してしまうという意味でマイナスに働くのではないか、
というのが最近の自分の考えです。
麻雀やトランプの様に「引き」に左右されるゲームもありますが、
それについてはまた別の機会に。