すみれの乳がん日記

2008年8月に温存手術した乳がんのリアルタイム記録。「退院時何を着て帰れるの?」そんなことが書いてあるよ。

かゆくて変色してる

2013-06-28 10:12:54 | 乳がん温存術後
今朝、シャワーをあびたあと、
なんだか、患側の胸の色が違うような気がして・・・
ほとんど、変わりはありませんが、
少しだけ、紫が入っているように思います。
そして、
乳房の上半分がかゆい。

ちょっと様子見です。

*-*-*-*-*

昨日だったか?
お友達から、
乳がんの検診について
近所ならどこの病院がおすすめ?
とメールがきました。

以前にも書いていますが、
私が住んでいる地域には、
総合病院が3院あります。

K大学系
T大学系
ランダム

というかんじでしょうか・・・

あと、私が検診をうけた病院は、
私の頃は、
TJ大学系でしたが、
今は、乳がんの紹介は、
J大学付属病院の分院につないでいる。
ということです。

私が住んでいる自治体が提供してくれる検診は、
乳がんの場合は、
マンモフラフィを備えた病院にいくように指定があるんですが、

この、最初に行く病院で、
だいたい手術する病院がきまってしまうというか・・・
別に付属というわけではなくても、上?の病院につながれる・・・
というのは、
頷けると思うのですが、

普通に自治体から提供される検診の場合、
のんきに近所の病院に行ってしまいがちですよね・・・

で・・・
友達は、
ちゃんと発見してもらえるかどうかが心配
とメールをくれたわけです。

私の経験からいくと、
マンモグラフィにあきらかな影が映ったわけではなかったので、

自覚症状を先生に訴えなかったとしたら、
念のため行ってみますか?
ということにはならず、

たぶん、発見は次の検診に持ち越されたのではないかと思うのです。

この場合でも、多くの乳がんの場合、
1センチの腫粒に成長するまでに10年かかるということから考えれば、
しこりが手に触れるという自覚症状でなければ、
2年後の発見でも、生存率にはあまり差はないと思うので、
焦る?必要はないんですが、

念のため行きますか?

と言われたとき、
とっさに
どこの病院に紹介してもらうか・・・
ということは、
大切なポイントとなると思います。

自分のときを考えてみたら、

自覚症状としては、

○ 半年くらい前から、患側の脇の下に筋肉痛みたいな違和感があったこと

○ 腫粒があった場所あたりがひりひり痛んだこと

○ さわってみると、その場所に平たいグミが入っているような感触があったこと

だったので、

発見方法として紹介されている、

パチンコ玉がふれるみたいなかんじ・・・

というのではなかったのです。

たまたま、検診の直前に

アグネスチャンさんが、トーク番組で

「グミみたいなかんじがしたんです」

とおっしゃっていたことがなければ、

痛みがあるし、こりっと触るわけじゃないから乳がんではないだろう・・・
と思って、先生に訴えることはなかったと思うのです。

実際マンモは
ドクターからみたら、
左右非対称であったようですが、
素人目に白い塊が見えるとか、
そういうことではなかったので、

本当に「念のため」の大学病院受診でした。

悪いものがある・・・
というのは、
生体検査でわかったわけです。

となると、
私の場合、

自覚症状と生検

が必要だったということになります。

生検は自治体健診では行われませんから、
大きな病院に行くことが必要になるので、
いきなり、大学病院に行っちゃったほうが、
超音波とか、触診もやってもらえるし、
話しが早い・・・というのがあるかもしれません。

もちろん、とっかかりとしてのマンモで左右非対称でなければ、
生検にはならなかったわけですから、

やっぱり、自治体の健診はとても大切だな~と思います。

で・・・
どこにいくか・・・

手術をうけたい病院につながる病院がよい。
と・・・
私は思います。

では、手術したい病院とはどこか?

○ 名医といわれている人にみてもらう(症例が多い)
○ 入院施設が快適な病院である
○ 手術方法が自分にあっている

などを基準にすることが多いかと思いますが、
案外大切なのが、

○ 通いやすい病院である

ということだと思います。

手術をした病院には、
放射線、ホルモン注射、抗がん剤治療と
最初の1~2年は頻繁に、
そして、その後も5年10年と
ずっと通うことになるわけですから、
通いきれるかどうか・・・

というのは大きなポイントです。

乳がんの手術自体は
簡単なものですから、
どこで手術してもあまり大差はないかと思うのですが、
長いアフターまで視野にいれる必要があるのではないでしょうか?

病院によっては、
外科で手術はしてあげるけど、
放射線がないから、
ほかの病院行ってね。
みたいなところもあるみたいですから、
そういうこともきちんと確かめることが大切です。

病気にはかえられない・・・
ということはもちろんなのですが、
通院の交通費も案外負担になってきます。

前にも書いたのですが、
私の場合は、
ずっと眼科などで通っていたなじみのある、
手伝ってくれる母が通いやすい実家のそばの病院
ということで、

とっさだったこともあり、
健診のドクターが籍をおいている病院、科への紹介でいいかな?
と思ってしまったのですが、

母は、自分が通っている
もうひとつの大学病院のほうが楽だった・・・と言っており、
また、その病院のドクターが隣駅で開業されていて、
そこで自治体の健診がうけられる・・・
ということを術後に知り、

その病院は最寄駅から電車1本でいけて、しかも駅近ということもあるので、
もしかしたらこちらのルートがよかったのかな??

と思わないでもありません。

または、
家の前からバスに乗っていける
乳がんで最も有名な病院の分院・・・というのも、
実はよかったんじゃないか・・・
とも思います。

もしかしたら、この病院なら、自転車で通えたかも・・・

今の病院で手術したことについては、
まったく後悔はありませんし、
私が、やりたくない検査などは
無理強いされないことも考えると、
ここでよかった!
とも思いますが、

通いやすさという点からは、
ほかの選択もあったかな~
と思うわけです。

今の病院を選んだのは、
自覚症状がそこそこあったにもかかわらず、
あんまりリサーチをしないで、
健診しちゃった・・・というのが、発端なわけですが、
もっと勉強していれば、
痕がない手術方法とかもあったわけですから、

何事も勉強は大切です。


もちろん、地域によっては
選択肢があまりない状況のところもあるでしょうから、
私の体験は、ご参考までに・・・ということで・・・

そして、
私はできなかったけど、
セカンドオピニオンというか・・・
自分が手術したい病院に
転院する!
というのも、いい方法だと思います。

乳がんに限らないかもしれませんが、
ひとたびがんになってしまったら、
ずっとずっと付き合わねばならないわけですから、
病院選びは
本当に大切!

まあ、地元ばっかりじゃなくて、
外に出るいい機会!
ととらえる向きもあるので、
近いことばかり気にすることはないと思いますが・・・

大学病院での手術のほかにも
専門形成外科という選択もあります。

一番大切なことは、
???と思ったときに、
すぐに病院に行くこと。

それと、
自覚症状があったばあい、

私が知ってる限り、
何人もの人が、最初の健診または、受診で
「大丈夫」と言われたにのに
実は乳がんだったという例があるようです。

「大丈夫です。」といわれたら、
安心してしまいますけれど、
自覚症状があるのなら、
反対に、
「大丈夫ですよ。」
といわれた時こそ、ほかの病院でも検査したほうがいいかもしれません。

乳がんは自分で見つけることができるがんです。

お風呂のあとの鏡でのチェックとか、
石鹸の泡をつけて、
身体をたてて乳房をつるっとなでるとか、

そういうチェックは
欠かさないほうがいいかもしれません。


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