時のうてなに立ちて風を感ず。

To the happy few (Henri Beyle)

メディアのケーススタディー

2022年05月24日 | 民主主義

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メディアは、社会の姿を主権者である国民に正しく伝えるということが、民主主義の社会を成り立たせるための重要な要件になっているはずです。

しかし、民主主義社会と自認している日本を含めた西側と言われている国々の主流メディアは、あたかも戦時中であるかのような(まあ、ウクライナは正に戦時中なのですが)記事があふれている状況になっています。

そこで、特にこれから社会に出て行く方にお勧めしたいのが、メディアの事例研究なのです。今、フェイクも誤誘導などの記事はいくらでも見つけられます。

記事の内容の真偽を追求することも大切ですが、メディアそのものを知ることが今特に必要なことなのではないかと考えます。メディアをブラックボックスとして、なぜフェイク記事を創るのか、なぜ実際の現実とは逆のことを記事にするのか。そして、そこにどのような力が働いているのか推測することは今の西側のメディアがどのようなもので、どのような役割を果たしているのかを知る手掛かりとなるでしょう。もちろん、すべてが解るというような事は無いでしょうが。

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Vika Starikova – Три желания