時のうてなに立ちて風を感ず。

To the happy few (Henri Beyle)

主流メディアや言論界界隈!!

2022年03月21日 | 民主主義
音楽は心の癒しですね。
 
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某 ”Y”ポータルサイトを閲覧(チラ見)すると、ウクライナ関連のニュースや論評の見出しがたくさんあります。
そのほとんどがロシアに対して否定的な立場に立っているように見受けられます。
それでも、ありのままの真実を誠実に伝えているのならば良いのですが、見る人が見ればあからさまな嘘をまぜて、現実とは逆の印象になるように操作の手を加えているように見えます。
 
(ロシアのプーチン大統領の写真)
下の写真はあからさまな印象操作の意図を感じますね。
 
2014年から続いているドンバスでの虐殺は無いと主張する専門家もいるようです。
 
 
 
ドンバス (ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国)での市民の犠牲者は8年間で14000人以上になるそうです。
これをないと言ってしまう専門家って?
2014年当時に、UPされたドンバスの映像を見た者としては、上の画像は真実を物語っていると考えます。
 
◆ 何でウクライナだけがメディアにあふれている?
 
 
郵政民営化が話題だった時や、鳩山‐小沢民主党が政権を取った時にも、古くはロッキード事件の時の田中角栄氏に対しても、メディアはたいへん騒がしかった。
いずれも、日本の支配層やその上の思惑が成った時には静かになった。
メディアや言論空間のコントロールがここまでだとは思わなかった。
背筋が寒くなるのは私だけなのだろうか。
 
ウクライナについて大筋の流れがわかります。
馬渕睦夫氏は元外交官で駐ウクライナ大使をされたこともあるようです。
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上記の動画は分かりやすく要点をまとめていたのですが、残念ながら削除されてしまったようです。理由は不明ですが、何らかのちからがはたらいたと考えてしまいますよね。まあ、妄想であるならば良いのですが……。
(2022/04/30日追記)

だまし絵の世界 騙されるのは仕方ないかもしれないけど・・・

2022年03月12日 | 考察メモ

 

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世の中にはだまし絵というものがある。

   (Wikipediaより)
 
一見すると若い女性の横顔に見えるが、横顔の部分を鉤鼻とする別の顔にもなってしまう。
人間はこのふたつの顔を同時に認識することは困難らしい。
人の認識機能のこの特性は絵画の鑑賞ならば良いのですが、現実の今の社会状況を正しく認識しようとするときには、認識を歪める障害になることもあるのです。
 
伊丹万作氏の『戦争責任者の問題』という著作があります。
その一部を下記に引用します。(全文は青空文庫で読めます)
 
「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。
「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。
ー引用はここまでー

戦後(WWⅡ)間もなく書かれた文章ですが、今の社会のことを言っているのではないかと思ってしまうほどの鋭い指摘です。

私達は今まさに、主流のメディアによって全力で騙されているのだと思っています。

リビア、シリア、ウクライナなど、多少の関心をもって見ていたので、主流メディアの描く状況が『地上の真実』からほど遠いことは、いやというほど知らされています。

今メディアにあふれているウクライナの情報もまた、その多くが『地上の真実』からほど遠いと思う。

2014年のマイダンの争乱、スナイパーによる無差別銃撃、オデッサでの虐殺、選挙で選ばれた大統領を力ずくで引きずりおろし、そして、東部のドンバスでのロシア語を話す住民への攻撃と殺戮。その時住民はロシアに逃れたが、その数は100万ともいわれている。

2014年からの経緯を知らずにあふれるニュースを見れば、簡単に騙されてしまうのもむべなるかなとも思う。

しかし、ニュースに反応して感情のまま他国の指導者を貶めたり、ましてや、その死を望むこと等を公にすることは自分もだます側に加担することになるのではないでしょうか。