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東北福祉大学被害者を救う会

石母田の私道で東北福祉大学による騒音等で苦しむ被害者を支援する会の公式ブログ

東北福祉大学との「和解」から1ヶ月、私道の騒音等の状況レポート

2008年06月28日 | Weblog
 今日で仙台地方裁判所における「和解」成立から1ヶ月が過ぎました。
 
 今後、このブログでは、定期的に「救う会」に寄せられた私道沿道の方々や「債権者」(「和解」条項に定められた義務を「債務者」に請求する権限を法的に有する人)からの声を紹介していきます。

 日中は、現状では今年3月までのような大量の学生が通学路として、あるいは校舎間移動に往来し、激しい騒音被害を発生させるような状況にはなっていません。住民の方々はおおむね、東北福祉大学前駅開業前の生活を取り戻しつつあります。

 しかし、では苦情や懸念する声がないかというとそうでもありません。
そのうちの一つを書いておきます。それは夜間にかんするものです。夜、10時過ぎから終電(深夜12時過ぎ)にかけて、私道を往来していく、女子学生の靴音にくわえ、大きな声や笑い声が深閑とした闇夜に響き渡り、安眠を妨げられることがしばしば発生しています。なかでも金曜日、土曜日といった週末がとくに目立つようです。

 東北福祉大学におかれては、とくに「和解条項」の徹底につとめてください。
「条項」にこうあります。
「2 債務者は、債務者の学生に対し、騒音によって本件私道沿道に居住する住民の生活を妨げないよう、指導に努める」
 
 指導の徹底をお願いします。

東北福祉大学と地域住民との「和解」文書の公開(1)

2008年06月10日 | Weblog
 去る平成20年5月28日、仙台地方裁判所でおこなわれた審尋において、東北福祉大学と国見一丁目住民との間で成立した審尋調書(和解)を公開します(3つのブログページに分けて公開します)。
 なお、①個人情報保護の観点から和解調書のうち個人情報は秘匿されています。②ここに公開されているのは、別紙を除いた和解調書です。③この和解調書は、無断でダウンロード・複写等をすることを禁じます。

東北福祉大学は騒音等の被害者救済にまず取り組め――これこそ真の防災だ

2008年03月12日 | Weblog
 河北新報ニュースによりますと、東北福祉大学は、神戸学院大と防災・相互協力で協定を締結し、相互に協力していくとのことです。ニュースはこう書いています。

 「近い将来に発生が予想される宮城県沖地震に備える福祉大と、阪神大震災を経験した神戸学院大は、ともに防災教育を重視。昨年から防災や減災、ボランティアに関する交流を深める一方、福祉大は独自に要援護者支援マニュアルの作成などを進めている」(2008年3月4日)

 こうした取り組みをされることは大切なことです。しかし、これほど防災に熱心に取り組むのであれば、目下東北福祉大学の足下で自校が原因となって起こしている「迷惑行為」の解決をまず最優先にして欲しい。

 昨年4月から私道を「通学路」としていることから発生している深刻な騒音等の抜本的な被害対策こそ、防災という位置づけのもと、本気で取り組むべきではないでしょうか。

 防災に取り組む姿勢がまやかしでないことを、切に希望します。

騒音被害者の嗚咽(おえつ)

2008年02月07日 | Weblog
 石母田の私道に沿いに生活する住民は、昨年3月、東北福祉大学前駅が開業する前までの静かな生活がもどることを願っています。みんな年老いた力のない人ばかりです。
 
 そこに住んでいる住民には何の説明もなく駅をつくり、便利になっただろう、といって騒音の生活を我慢させようとしています。

 こういうことを洩らす人が少なくありません。

 空港には一年に一度行くか行かないか、駅前に出るにはバスを使う、電車を使うと仙台駅から繁華街までまたバスに乗らないといけない。

 でも私道沿道の人にはそれでも駅までの道を使う人はいるでしょう。
しかし、どうしてそのことが東北福祉大学が私道を「通学路」にすることと結びつくのでしょうか。頭の弱い私たちには、理解できません。

 私道は、東北福祉大学がつくったわけでもありません。なによりもここに住んでいる人たちの多数は、大学ができるずっと前からここに生活している人たちです。

 ある老人が、こんなことを言っていました。

「あとから来たよそ者が、どうして以前から住んでいたものをのけ者にして、好き勝手に振る舞うのやら、俺たちにはちっともわかんない。福祉って人を苦しめることなのかい??」