東北福祉大学被害者を救う会

石母田の私道で東北福祉大学による騒音等で苦しむ被害者を支援する会の公式ブログ

債権者(被害者)からの一言

2016年02月29日 | Weblog

 東北福祉大学(債務者)が起こした「事件」を過去のこととしたくとも、東日本大震災の被災者がそうであるように、時の経過によって債権者(騒音被害者)の苦しみが薄れることも、その記憶が風化することも決してない!

 福祉大前駅の乗降者は増え続けており、駅ができた恩恵を受けている人も多いだろう。しかしそれによって騒音、不審者のいたずらなど生活に不安を抱える人がいることを肝に銘ずるべきだ。高等教育機関を自負する以上、東北福祉大学は、駅開設の功罪をしっかり受けとめ、自省し、弱者に対する対策を常に怠ってはならない。みずからの弱さを自覚することが「福祉」の原点を見つめることであり、その修練を忘れてはならない。

 2008年の裁判前に書かれたhttp://blogs.yahoo.co.jp/noiselimit07(「東北福祉大学(仙台市)から石母田の静かな生活を守ろう」のブログ)を時々は再読してもらいたい。
 
 いうまでもないことだが、この地区には福祉大学の学生も多数生活しているのだから、住民の安心安全を守ることは学校の責務でもある。


【提言】急がれる安全対策

2016年02月29日 | Weblog
  最近、東北福祉大前駅に「学生通行禁止」の看板が見えなくなった(国見作業所から私道へ入る入口の看板も取り外された)。そればかりか、「私道地権者」に何の相談も断りもなく、駅から私道へ至るスロープ(連絡通路)もまったく往来自由であるかのようになっている。

 実はくだんの看板には大きな効用があった。直接には通学生に対する注意喚起であった。しかしその副産物として意外な効果があったのだ。それは不審者が入りこみにくくなるという効果である。そのことがこの「事件」で明らかになった。通行禁止の看板がなくなったことで、閑静な住宅地に不審者を招き入れることにつながったのでなければよいが。大いに不安になる。 東北福祉大学(債務者)は、住民が安心して生活できるように、学生通行禁止の看板を復活すべきである。

 それに加えて、債務者(東北福祉大学)は、2008年5月に裁判所で和解が成立した時点に原状復帰すべき箇所がある。つまり、かつて設置されていたように、私道から駅へのスロープ(連絡通路)の入口の門扉をそのままの状態しておくべきだ。状態を変えていい理由はない。

参考資料:http://blogs.yahoo.co.jp/hukushidai07(「東北福祉大学の騒音研究会」資料編)ブログ

【緊急報告】石母田の私道「不審な事件」相次ぐ!

2016年02月28日 | Weblog
 今年の冬は例年ほど雪もなく、時々騒がしいことに耳をふさげば、天気は穏やかに過ぎているかに見えた。しかし、なかなかそうでもないような話が耳に入ってきたので皆様にご報告しておきます。

 このところ何度か「東北福祉大学騒音被害者」の家のポストの下に、家人の目につくよう、鋭利な刃物で切られた果物が置かれていたり、門扉の留め金がずらされていたりと立て続けに悪質ないたずらが行われた。何の嫌がらせなのか?

 住民は早速最寄りの警察に報告し、巡査が現場を視察した。巡査によると、悪質ないたずらであろうが、巡回などの回数を増やして重大な関心を持って警戒したい、とのことであったという。監視カメラの設置も検討に入ったという。


 不審者には十分用心したい。

「通学道路」(西山道路)という幽霊

2016年02月08日 | Weblog
 先のブログで紹介した2016年2月7日開催された東北福祉大学との会談の席上、「騒音被害者を救う会」の住民に直接関連する事項がもう一つ質問されていました。渡されたメモによると、つぎのようなことです。

 それは、通学通路の問題です。通学通路と聞いて、ピンと来る人はだんだん少なくなっているかもしれません(ちなみに2008年の「和解」(於:仙台地方裁判所)までは、「私道」のことを学校側は勝手に「暫定道路」と呼んでいました。詳しくは、http://blogs.yahoo.co.jp/hukushidai07/7502582.htmlをクリックしていただきたい。その経過は、「東北福祉大学の騒音問題研究会」(資料編)に詳しく紹介されているので、そちらをご覧ください。


 そもそも看板が盗まれたの、いやその行為主体が誰だのといったことはまことに些事にすぎません。騒音等の問題解決の一つの方策としては、駅開業前(2007年)、東北福祉大学から提案されていた通学道路――駅からJR沿線を通り大学へ向かう通称西山道路――の建設というのがありました。その建設はどうなったのでしょうか。進捗状況報告もありません。その案件についてはみんなが関心を持っていて、その場にいらした方々が口々に大学当局の姿勢を糺(ただ)したようです。が、肝心の学校の担当者は何も答えられないの一点張りだった。これが高等教育機関としてあるべき姿であるのか、たいへん不安になったとのことでした。計画から10年になろうとしているのに。約束はちゃんと守る。これは小学生でも知っていることです。

学生や住民の安全を考えれば、地下道を建設するのが一番だという意見もあるようですが、その点も含めて早急に抜本的な対策を立てていただきたい。


「高等教育機関としての責任」である!!

2016年02月08日 | Weblog
 昨日、2月7日、東北福祉大学と「国見一丁目町内会有志」との間で会談がもたれたということで、いただいたメモの中から、石母田私道の「騒音被害者を救う会」と関連のあることをご報告しておきましょう。

本ブログでもご紹介した国見一丁目作業所に長年設置されていた「東北福祉大学の学生通行を公道へ誘導するように指導した看板」が取り外されたことについて、福祉大の責任者から以下のような内容の報告を受けました。

東北福祉大学は、当然のことながら、仙台地方裁判所(第4民事部審尋室)での和解(審尋調書)事項を誠実に遵守する。しかし、本大学は高等教育機関であるから、看板の文字によってではなく、大学の教職員一体となった教育的な指導によってその内容を徹底させていきたい、ということの決意表明として看板を取り外したのである。住民に迷惑をかけるようなことはありません。



東北福祉大におかれては、審尋調書(平成20年5月28日)をくり返し熟読され、私道の静寂を守り、住民の生活の安全を第一に考えるよう、「高等教育機関」に恥じないようなプライドと責任を持って教育指導の徹底がなされていくことを注意深く見守っていきます。