晩秋から冬へ!
祖谷の里も、まだまだモミジが色をなす中、始まっている冬支度の作業の一つが干しダイコ
つくり しいて言うと干し大根!切干大根の事なのですが、あちら、こちらの軒先には
吊るされた切干大根があちら、こちらで見られるのが、この時期でもあります。
そんな、干しダイコを撮影してみました。
毎日、仕事で東祖谷中を回っていると、見かけるのが この風景 皮を剥き切り取った
大根を、大きな鍋にお湯を張った中に入れ、煮た大根を紐に通して吊るし寒干しに
するのですが、昔は紐が無かった事もあり・・・?今でもですが葛かずらのツルを二つに裂いて
一個づつ突き通して、このような形に整え軒下に吊るしていました。
同様にサツマイモを干すと、干しか(祖谷では、こういいます!) ホシイモになるのですが
昔から伝えられて来た伝統の保存食づくり!
作れる人も高齢化と共に少なくなって来ているのが現状ですが、これからも残しておきたい
伝統でもあります。
青空とモミジの赤が、映える中、あめ色に変わりつつある干しダイコ!が浮かび上がっていました。
こちらは、銀杏の木をバックに・・・ススキ原が広がり晩秋から初冬へと変わりつつ
ある祖谷の里です。