私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

「私」の意識要素と身体の関係について

2015年01月23日 20時27分22秒 | 私の成り立ち
◇「私」の意識要素と身体の関係について◇

自覚や悟りのこととは関係が薄いのですが、参考になる方もおられるかもしれないと思い、ここにもアップすることにしました。
なお、この文章は、メールで頂いたご質問に関連してお答えしたものを手直したものです。

「私」という意識又は感覚lの要素は、大きく分けて、お腹(丹田付近)と、胸(ハート付近)と、頭(目の奥からサードアイの奥又は頭頂にかけての付近)の三カ所に分散しています。
このため、その三つの意識要素(あるいは場所)のどれを最も強く感じるかで、「私」という意識又は感覚の中心の位置も変わってきます。

ちなみに、その三つの場所(あるいは意識要素)にどのような 違いがあるかと言いますと、頭には、良い悪いの分別等の思考をする意識と、ただ観ている観照意識の要素があります。
胸(ハート)は、感情や感覚の意識なのですが、それらの愛情や悲しみ等の比較的精神性の強い意識の要素がここにあります。
腹も、感情や感覚の意識なのですが、それらのうち、より肉体に近い部分、例えば憎しみや恐れ、怒り、欲などに関する意識の要素がここにあります。

基本的には、悟りを知らない一般の方や、悟りの道に入ってもまだ悟りの浅い方は、頭(脳)でする分別等の思考が優位となっているため、頭の位置に私を感じる方が多いのだろうと思いますが、そういう方の場合、頭だけでなく、腹の意識もそうとう強く活動し、影響を与えています。

悟りの道に入り、ハートが開き始めると、ハートの意識が優位になり、私という意識のセンターをハートで感じるようになります。
そして、さらに悟りが進み、ハート(あるいは、ハートにある意識要素)がほぼ完全に滅せられると、頭の観照意識が優位となり、私という意識のセンターを頭の位置に感じるようになります。


コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。

スピリチュアル ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 意識の焦点を「私」に絞り込む | トップ | 真理も幻 »

コメントを投稿

私の成り立ち」カテゴリの最新記事