深夜番組の「虎の門 こちトラ自腹じゃ」で有名な井筒監督が、同番組内でフラガールについて、絶賛していたようです。「泣ける映画と本のblog」さんにて、内容を書かれていたので、転載させて頂きます。
「これは感動もんやで。泣きそうになったわ。蒼井優と富士純子の親子の描きかたがいいんや。親子愛、師弟愛、友情あり。とくに蒼井優のいわき弁がいい。そこで生まれ育ったように話していて、あれはよっぽど才能ないと出来へんよ。」「変化球の無い、単純な庶民の喜びを描いたベタな映画ですよ。起死回生の映画で、わかりやすいのがいい。松雪の役もほんまの先生かと思うくらいいいんやけど、蒼井優の田舎弁が、ほとんど完璧で感情移入できるんや。映画は「クールランニング」と同じノリですよ。あれもベタやろ。」
「なんでもない会話がしみじみして、いまの東京にない世界。これ見て感動して泣いてる人は、グレない人。そしてエエ人やね。ホロリと何回もさせて、見てる若い女も号泣や。みんなで力をあわせて、ひとつになって頑張ろうぜというベタな話。おそらく今やってる邦画の中で一番よく創られてる。星三つの満点!」
井筒監督は、有名作『パッチギ』を同じシネカノンで作っていて、その辺を割り引く必要があるかもしれませんが、ここまでの絶賛は久しぶりに観ました。井筒監督の映画評自体が賛否両論あるようですが、私は彼の視点(バッサリ切る時の理由)が好きなので、今回も同意見でした。蒼井優や友人のいわき弁が、我が家ですっかりブレークしております。「隠し剣 鬼の爪」でも「ご命令だば、仕方ありましね」が流行っておりましたので、どうやら東北弁に弱いようです。
11/25付追記 : サイトを発見したので、リンクしておきます。
っていうか私が言ってます。
「それ取ってくんちぇえ」とか(笑)
やっぱり仙台弁にも似てるし使いやすいわ。