友田 修/花冠同人

友田 修の俳句ブログ

落葉 2-3-06

2006-02-03 00:10:42 | 今日の俳句
一面に静かに眠る落葉かな
卒塔婆の倒れおりけり冬の墓
凍て道の真直ぐに向かう八幡宮

砲丸の柔く落ちるや霜の上
雪上を駆けるボールを追ふ球児
手袋もいらぬ朝になりにけり

[橘句会]
姫沙羅の冬芽光を受けて白く
木漏れ日の光を返へす落葉かな


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5 コメント

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冬芽 (志賀たいじ)
2006-02-03 11:05:26
姫沙羅の冬芽光を受けて白く



沙羅の小さな冬芽が陽を受けて白く輝いて見える、白い花を見せる季節までを大事に育む様に。冬芽が受けて「白く」が印象的でした。
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冬芽 (臼井虹玉)
2006-02-03 15:33:01
姫沙羅の冬芽光を受けて白く



姫沙羅の芽が日をいっぱい浴びている様子が「白く」からよく伝わってまいります。
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冬芽 (大山 凉)
2006-02-03 20:59:31
姫沙羅の冬芽光を受けて白く



姫沙羅の冬芽が陽差しを受けて白く輝いている、美しさが感じられます。。
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落葉 (藤田裕子)
2006-02-04 01:27:05
木漏れ日の光を返へす落葉かな



木漏れ日が落葉の上に暖かくふりそそいでいます。そして柔らかな光を返してゆきます。春の兆しも感じられます。
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お礼 志賀様、臼井様、大山様、藤田様 (友田 修)
2006-02-04 22:09:46
志賀様、臼井様、大山様、

冬芽の句にうれしいコメントありがとうございます。灯を燈すように白い姫沙羅の芽に芽を奪われました。



藤田様、

「落葉」の句にコメントをありがとうございます。冬でも落葉は一面に広がり陽を返しておりました。
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