友田 修/花冠同人

友田 修の俳句ブログ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
転記 第1回ブログ句会 互選から (友田修)
2008-01-06 22:05:12
投稿者:かつらたろう 投稿日:2008年 1月 2日(水)13時26分16秒 softbank220041148192.bbtec.net   返信・引用
◎流れゆくまた流しゆく除夜の鐘/友田 修
移ろいゆく時は人間だれにとっても皆平等であり、誰もそれを止める事は出来ない。年のあらたまる時、一切を流して又心新たに一年を迎えるのだ・・。年の瀬も押し詰まって、除夜の鐘を聞きながら、刻々と迫りくる新年のその時を迎えようとしている作者の深い感慨が感じられ、味わい深い一句である。
☆くちびるの歌うていたり初御空/かわなますみ
☆夕暮れの空に冬芽のつんと伸ぶ/安藤かじか
☆霜夜明け日のきらめきに草動く/あみもとひろこ
☆年の瀬や町工場の宵灯が洩れる/堀佐代子


----------------------------

投稿者:池田多津子 投稿日:2008年 1月 2日(水)11時18分25秒 softbank221085181161.bbtec.net   返信・引用
◎流れゆくまた流しゆく除夜の鐘/友田修
鐘の音が夜空に流れます。過ぎ去りし日々の様々な思いを流し、新たな年への思いを抱く、静かな年越しの夜です。

音絶えし夜の深々と年暮るる/あみもとひろこ
歳変わるときの音して風の舞う/藤田荘二
初暦あまたある日々眩しかり/小川美和
初明り孫も老母も来ておりぬ/小西宏

--------------------------------
互選 (臼井愛代)
2008-01-03 20:24:17
藁の青編み込まれたる注連飾る/あみもとひろこ
年明けて変わらぬ星の降り注ぐ/友田 修
くちびるの歌うていたり初御空/かわなますみ
まっすぐに初日の当たる妻を撮る/古田けいじ

◎初雪を手に受けしとき淡くなる/藤田裕子
この冬初めて降る雪に寄せる感慨が、それを手に受けるという行為に現れているようです。雪を手に受けた瞬間、それがすっと淡くなる様子は、いかにも初雪らしい儚さを含んでいると感じました。
返信する
転記 入選Ⅰ (友田修)
2008-01-08 07:05:46
★年明けて変わらぬ星の降り注ぐ/友田 修
たちまちのうちに年が去り新しい年を迎えても、変わらずに瞬く星の光りの喜び。新たな年を祝福するかのように輝く星が、ことさら明るく目に映ります。(藤田洋子)
返信する

コメントを投稿