友田 修/花冠同人

友田 修の俳句ブログ

花冠 2010年3月号 投句

2010-01-09 23:26:54 | 花冠
元旦のひかりのたばをみつけたり
燈籠の灯ゆらめきて除夜の鐘
夜空は白き大陸となり冬の雲
年の暮れ街道照らす月ひとつ
雲ひとつなき天上に月冴ゆる
初氷ゆるんでそれとわかりけり
長き影見る足元の冬至かな
佗助の白き花弁と語らいぬ
明け茜ビル一瞬のリフレクション
クリスマス浮かぶ下弦の月ひとつ


新年ネット句会 01-03-10

2010-01-03 23:29:48 | 花冠
信之先生、正子先生、

「元旦」の句を金賞にお選びくださりありがとうございます。正子先生にはコメントもいただき、信之先生には特選8句にも選んでいただきました。ありがとうございます。まったくもって思いがけないことで驚いています。これからも精進いたしますのでご指導の程よろしくお願いいたします。

【金賞】
★元旦のひかりのたばをみつけたり/友田修
元旦であればこそ見つけられた「ひかりのたば」。一直線なひかりのたばに、新時代を見る感覚がある。(高橋正子)

好きな句
★初詣流れる雲の白きこと/高橋秀之
初詣の晴れがましさを、白き雲に感嘆することで、明るい光と真っ青な空をも想像させます。心新たな新年の気持ちが伝わります。(友田修)

投句
No.18 友田修
52.元旦のひかりのたばをみつけたり (5点句)
53.去年今年風に違いはなかれども  (1点) 
54.雲ひとつなき天上に月冴ゆる   (1点)